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共通テスト1日目に自己採点をするのは絶対にやめよう

試験会場イメージ

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共通テスト(大学入学共通テスト)は、2日間にわたって実施されます。受験生にとって、1日目の試験が終わった夜は「自己採点して結果を確認したい」という誘惑に駆られる場面かもしれません。しかし、1日目終了後に自己採点をすることはデメリットしかなく、絶対に控えるべき行動です。ここでは、感情に流されず冷静に「なぜ1日目の自己採点をやめるべきか」を解説し、代わりにどう行動すべきかを考えてみます。

1日目に自己採点することのデメリット

共通テスト1日目の夜に自己採点を行うことにはいろいろデメリットがあります。

以上のように、1日目に自己採点をすることはデメリットだらけです。もう一度言います。デメリットしかありません。早めに点数を知りたい気持ちは理解できますが、それによって得られるものは何もなく、失うもの(メンタルの安定や翌日のコンディション)しかありません。

「自己採点した方がいいのでは?」と感じる理由とその誤解

それでも受験生の中には、「早めに自己採点することにもメリットがあるのではないか?」と考える人がいるかもしれません。一見もっともらしく思える自己採点をしたくなる主な理由を取り上げ、それがなぜ合理的とは言えないかを考えてみます。

以上のように、自己採点を1日目に行うことには一見するともっともらしい理由付けが存在しても、合理性に欠けることがお分かりいただけると思います

自己採点は2日目終了後に行うべき

自己採点はいつ行うのが望ましいのでしょうか。答えは明白です。すべての試験科目が終わった後、つまり2日目の全日程を終えてから自己採点を行うのです。多くの指導者や経験者が「共通テストの全科目が終わるまでは絶対に自己採点をしてはいけない」と口を揃えて助言しています。2日目終了後に自己採点することには、次のような利点があります。

自己採点は全試験終了後に行うことで初めて意義を持つと言えます。1日目に急いで点数を知ったところで、それを活かす場もなく害ばかりが大きいですが、2日目までやり切ってから得点を確認すればその後の戦略立案や反省にしっかり役立てることができます。「急がば回れ」の精神で、どうか最後の科目が終わるまでは自己採点を封印してください。その我慢がきっと良い結果につながります。

保護者の皆様へ: 不要なプレッシャーをかけないために

共通テスト1日目の夜、保護者のかたにもぜひ気を付けていただきたいポイントがあります。それは、お子さんに対して「今日の出来はどうだったの?」「何点ぐらい取れたの?」と結果を詮索しないということです。親御さんとしてはお子さんの出来が気になるのは当然でしょう。しかし、そこで詳細を聞き出そうとすることは、大きなプレッシャーを与える行為になりかねません。

くれぐれも結果を詳しく聞くなんてことはしないようにしてください。「疲れていない?」「お腹はすいていない?」など、体調や気分を気遣う無難な会話に留めて、試験の点数や手応えについては保護者の方からは深追いしないようにしましょう。お子さんが自分から話したがっている様子であれば、その時に初めて静かに耳を傾けてあげるのが良い対応です。

受験生本人が「自己採点をしない」という冷静な戦略を採ろうとしていても、親に聞かれると答えざるを得ず動揺してしまう可能性があるからです。また、親に心配をかけまいとして無理に明るく振る舞ったり、逆に点数を知らないことで叱られるのではと不安になったりと、余計な精神的負担を子どもに与えてしまうことも考えられます。保護者の何気ない一言が受験生のメンタルに影響を及ぼす繊細な時期ですので、ぜひ注意深くサポートしてあげてください。

保護者のかたも「2日目が終わるまで結果に触れない」というスタンスを共有することです。お子さんに「自己採点は後でいいんだよ」、「今日はゆっくり休もうね」と声を掛け、焦りや不安を静める存在になってください。保護者自身も不安な気持ちはあるかもしれませんが、そこはグッと堪えて、受験生が安心して休息できる環境づくりに徹することが、結果的に合格への一番の手助けとなります。

冷静さを保ち最後までベストを尽くそう

試験が全て終わる前に途中結果を知ることは、得られるものが何もないばかりか害の方が大きいということを詳しくお話ししました。試験本番という緊張下では、いかに平常心を維持して自分の力を出し切るかが最重要です。そのためには、不確実な途中経過に心を乱されないことが肝心です。

受験生の皆さんは、ここまで積み重ねてきた努力をどうか信じてください。1日目にどんな感触があったとしても、2日目までは自分のやるべきこと(試験に集中すること)だけに目を向けましょう。結果が気になる気持ちは試験終了後の楽しみに取っておけばいいのです。最後の回答用紙を提出するまでは、前だけを見て走り抜けてください

また保護者の皆様も、お子さんの頑張りを信じて静かに見守ってください。余計な詮索をせず、いつも通りの落ち着いた環境を用意してあげることが、お子さんの力を最大限発揮させることにつながります。

すべての試験が終わるまで自己採点は封印し、その代わり2日間の試験に全力を注ぐ――この冷静な対応こそが、合格を引き寄せる最善策です。最後までベストを尽くした先に、本当の結果が待っています。どうか惑わされず、自分を信じて走り抜けてください。そして全日程終了後に、落ち着いた気持ちで自己採点を行い、次のステップへの糧としてください。共通テストという大きな舞台に挑むみなさんが、二日間を通して持てる力を存分に発揮できることを心から願っています

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