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「医工連携」で選ぶ国公立医学部ガイド|次世代の医師を目指す受験生へ

手術支援ロボットイメージ

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全国の国公立医学部の中で、今もっとも熱いキーワードである「医工連携」。

東日本の雄(東京科学大・東北大・名古屋大・浜松医科大)から、西日本の新星(神戸大)までを網羅した、医工連携に強い国公立医学部ガイドを作成しました。医学部選びの新しい基準として、ぜひ参考にしてください。

東日本・中部:医工連携の歴史と「尖った」専門性

東京科学大学(旧:東京医科歯科大 & 東京工業大)

東北大学

名古屋大学

浜松医科大学

関西:2025年の「目玉」と圧倒的な総合力

神戸大学:2025年、医学部に「医療創成工学科」を新設

大阪大学

中四国・九州:地域特性を活かした独自の連携

徳島大学(光)& 岡山大学(ロボット)

九州大学(パイオニア)& 大分大学(ビジネス)

【全国網羅】医工連携・特徴マップ

大学名分類主な強み・キーワード
東京科学大統合型日本最強の医工融合、次世代AI、生体材料
東北大現場型医工学研究科の老舗、ASU(臨床ニーズ直結)
名古屋大産業型ロボティクス、精密機械、産業界との強い絆
浜松医科大特化型光医工学、イメージング技術、レーザー治療
神戸大新設型2025年新設学科、医療機器開発、臨床工学
大阪大総合型再生医療、人工臓器、医療情報学
徳島大特化型光医学(LED)、ウイルス不活化、量子医学
九州大臨床型手術ナビゲーション、遠隔医療、ロボット手術

これからの受験生へのアドバイス

「医学部=治療」という時代から、「医学部=治療 + テクノロジーの創造」という時代へと進みつつあります。医工連携(医学と工学の連携)が、大学院の研究レベルだけでなく学部レベル(教育段階)から進んでいることには、日本の医療現場や産業構造の変化を見据えた非常に重要な意義があります。従来の「研究者が後から手を組む」スタイルから、「最初から両方の素養を持つ人材を育てる」スタイルへのシフトには、主に以下ようなメリットがあります。

「共通言語」を持つハイブリッド人材の育成

医学と工学では、専門用語だけでなく、物事の考え方(ロジック)が大きく異なります。

大学院から連携を始めても、お互いのバックグラウンドが違いすぎて、意思疎通に時間がかかるケースが多々ありました。学部生のうちから両分野に触れることで、「医師の困りごとを工学的に解釈できる」、あるいは「エンジニアの提案を臨床現場に落とし込める」といった、共通言語を持つ人材(バイリンガルな視点を持つ人材)を早期に育成できます。

「臨床ニーズ」に基づいたものづくりの加速

優れた技術があっても、現場の医師や看護師にとって使い勝手が悪ければ、医療機器として普及しません。学部レベルで医工連携教育を受けると、学生のうちから病院実習などを通じて「現場のリアルな課題」に触れる機会が増えます。

超高齢社会における社会実装のスピードアップ

日本は世界に先駆けて超高齢社会を迎えており、介護ロボット、遠隔診療、AI診断支援などの「社会実装」が急務です。研究レベル(大学院)でのイノベーションも重要ですが、現場でそれらを使いこなし、改善し続ける人材が学部卒レベルの母集団として存在しなければ、技術は普及しません。「技術を標準装備した医療従事者」と「医療を標準装備した技術者」の層を厚くすることが、日本の医療産業の競争力強化に直結します。

若いうちから「医学×工学」という思考の枠組みを作ることは、単なる知識の習得以上に、将来の医療現場を根本からアップデートする土壌となります。

志望校を選ぶ際は、その大学の病院に「どのような工学系センターがあるか」「他学部との共同プログラムが用意されているか」を確認してみてください。それが、あなたの将来のキャリアを大きく広げる鍵になります。

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