広島大学医学部医学科の二次試験において、面接は非常に重要なウェイトを占めます。配点そのものは公表されていなくても、「段階評価で著しく低い場合は不合格」という足切りラインが存在するために十分な対策が必要です。
広島大学医学部の二次試験では、学力試験だけでなく、「医師としての適性」を問われる面接試験が実施されます。この記事では、受験生から寄せられた過去の質問内容を徹底分析し、どのように準備すべきかを解説します。
目次
広島大学医学部 面接試験の基本情報
広島大学の面接は、個人面接の形式で行われます。
- 面接時間: 約10分〜15分
- 面接官: 3名
- 評価方法: 段階評価(A〜Eなど)。内容が不適切と判断されると、学力試験の点数に関わらず不合格となる可能性があります。
雰囲気は比較的穏やかであることが多いですが、提出した**自己推薦書(志望理由書)**の内容については深く掘り下げられる傾向にあります。
【過去問】実際に出題された質問内容
過去の受験生への聞き取りに基づき、頻出の質問をカテゴリー別に分類しました。
① 定番・志望動機に関する質問
- なぜ医師になりたいと思ったのか?
- なぜ「広島大学」を選んだのか?(地元の大学ではない場合、特に詳しく聞かれます)
- 広島大学の「良さ」をどう考えているか?
- 卒業後は広島に残り、地域医療に貢献する意思はあるか?
② 自己分析・高校生活に関する質問
- 高校生活で一番頑張ったこと、得られたものは何か?
- 自分の長所と短所を、医師の資質に絡めて説明してほしい。
- 部活動や生徒会活動で困難に直面した時、どう乗り越えたか?
- 得意科目と苦手科目は何か?
③ 医療倫理・時事問題に関する質問
- 最近気になっているニュース(医療以外でも可)はあるか?
- AIが医療に導入されることについて、どう考えるか?
- 「良い医師」とはどのような医師だと考えているか?
- 地域医療の格差問題を解決するために何が必要だと思うか?
④ 変化球・シチュエーション質問
- (志望理由書に書いた内容に対し)「それなら他の大学でも良いのではないか?」というツッコミ。
- 「あなたが患者なら、どんな医師に担当してもらいたいか?」
- 併願校との違いを明確に答えられるか?
広島大面接を攻略する3つの戦略
■志望理由書との整合性を保つ
広島大の面接官は、手元の志望理由書をしっかり読み込んでいます。書いた内容と口頭での回答が食い違わないよう、提出した書類のコピーを何度も読み返し、想定質問に対する「答えの軸」を作っておきましょう。
■「なぜ広島か」への明確な答え
中四国・九州地方の拠点的大学である広島大学には、高度な研究施設や「平和」を意識した医療教育など独自の強みがあります。「家から近いから」「偏差値が合っていたから」ではなく、**「広大だからこそできること」**を具体的に語れるようにしましょう。
■誠実な態度とコミュニケーション
面接は知識のテストではなく、コミュニケーションの場です。予想外の質問が来ても焦らず、「少し考えさせてください」と断ってから自分の言葉で丁寧に答える姿勢が評価されます。
まとめ:準備が自信を生む
広島大学の面接は、奇をてらった質問よりも「受験生の人間性」や「広大への熱意」を問うものが中心です。過去問を参考に、学校や予備校で模擬面接を繰り返し、落ち着いて自分を表現できるように準備しましょう。
