大阪大学医学部医学科(一般選抜・前期日程)の面接試験について、実施形式や過去の質問内容、受験生へのアドバイスをまとめます。
目次
面接の形式
- 方式: 個人面接
- 面接官: 3名
- 所要時間: 約7〜10分
- 評価のポイント: 論理的思考力、判断力、語学力、協調性に加え、医師・医学研究者としての適性が多角的に評価されます。適性に欠けると判断された場合は、学科試験の成績に関わらず不合格となることがあります。
過去の主な質問内容
限られた時間の中で、志望動機から高校生活、医療倫理やシチュエーション問題まで幅広く問われます。
【志望理由・医師像について】
- なぜ医師を志望したのか、そのきっかけ。
- なぜ大阪大学を選んだのか。
- (他地域出身者の場合)なぜ地元の大学ではなく大阪大学なのか。
- 東大や京大ではなく、本学を選んだ理由は何か。
- 臨床医と研究医、どちらを志望するか。また、将来のビジョン。
- 理想とする医師像や、医師に対してどのような印象を持っているか。
【自己分析・高校生活について】
- 自分の長所と短所。
- 高校時代に勉強以外で最も頑張ったこと、そこから得たもの。
- 部活動での役割や、仲間と対立した時の対処法。
- 大きな挫折や、3年間の高校生活で苦労したこと。
- 「一人で学ぶこと」と「集団で学ぶこと」のどちらが大切だと思うか。
【時事問題・医療倫理・社会医学】
- 最近興味を持ったニュースや、関心のある医療ニュース。
- 2024年のノーベル化学賞について知っていることはあるか。
- 医師の働き方改革において、最も優先すべきことは何だと思うか。
- 日本の小児移植医療の問題点と、その解決方法。
- 日本の医療の良い点、悪い点はどこか。
【シチュエーション問題(状況判断)】
- 100人の難病患者がいる中で、10人分の特効薬しかない場合、医師としてどうするか。
- (関連質問)その患者の中に自分の家族がいたらどうするか。
- 「外科医が足りないから外科医になってください」と言われる可能性があるが、どう思うか。
- 同じグループの中に苦手な人や、馬が合わない人がいた場合、どのように対処するか。
受験生へのアドバイスと雰囲気
- 雰囲気: 面接官は終始穏やかで優しく、話しやすい雰囲気であるという感想が多いです。
- 時間の短さ: 10分弱と非常に短いため、質問に対して簡潔かつ説得力のある回答をまとめて話す力が必要です。
- 対策: なぜ大阪大学なのかという理由を明確にし、志望理由書に書いた内容や自分の経験を論理的に説明できるように準備しておくことが大切です。
- 会場の状況: 控え室ではスマートフォンなどの電子機器の使用は禁止されています。待ち時間が2時間に及ぶこともあるため、面接対策の資料や本を持参するのが推奨されます。
