2026年度入試において、国公立大学医学部医学科で「面接を実施しない」大学は一つもありません。
現在、全ての国公立大学医学部(および防衛医科大学校)において、一般選抜(前期・後期)および学校推薦型・総合型選抜のいずれの方式でも面接試験は必須となっています。
ただし、面接を「点数化する大学」と「点数化せず、段階評価や合否判定の資料とする大学」に分かれています。以下にそれぞれの代表的な大学をまとめます。
面接を点数化しない大学
これらの大学では、面接に配点は設定されていませんが、試験は必ず行われます。医師としての適性に著しく欠けると判断された場合は、学科試験の成績に関わらず不合格(足切り)の対象となります。
- 旧帝国大学の一部: 東京大学、京都大学、大阪大学など
- その他の主要大学: 神戸大学、岡山大学、広島大学、九州大学など
2. 面接を点数化する大学
2次試験(個別学力検査等)の合計点の中に、面接の得点が含まれる大学です。
- 配点が高い大学の例:
- 秋田大学: 200点(比率50.0%)
- 弘前大学: 300点(比率33.3%)
- 山口大学: 200点(比率33.3%)
- 筑波大学: 300点(比率21.4%)
- 金沢大学: 300点(比率14.3%)
補足:入試方式による特徴
- 奈良県立医科大学(前期): 個別試験で学科試験を行わず、「小論文」と「面接」のみで選抜を行う非常に珍しい形式を採用していますが、面接自体は必須です。
- 2段階選抜(足切り): 多くの国公立大学では、共通テストの成績で1次選抜(足切り)を行いますが、これを通過した受験生は全員、面接試験を受ける必要があります。
以前は九州大学など一部で面接のない時代もありましたが、現在は全大学で医師としての適性評価が不可欠とされており、面接対策は医学部合格に避けては通れないステップとなっています。
