本日2026年3月6日、岐阜大学より医学部医学科・前期日程の合格者が発表されました。確定した志願者数および合格発表資料に基づき、今年度の選抜結果を解説します。
2026年度(令和8年度)前期日程 合格発表結果
合格発表PDF の全受験番号をカウントし、記載された合計数を確認した結果は以下の通りです。
- 募集人員: 55名
- 志願者数: 238名
- 合格者数: 55名(PDFに「以上55人」と明記)
- 実質倍率: 約4.33倍
過去3年間の入試結果・倍率比較
今年度は志願者が大幅に増加したことで、過去2年間と比較しても非常に厳しい競争となりました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 55名 | 238名 | - | 55名 | 4.3倍 | 4.3倍 |
| 2025年度(昨年) | 55名 | 156名 | 119名 | 55名 | 2.8倍 | 2.2倍 |
| 2024年度(一昨年) | 55名 | 202名 | 129名 | 55名 | 3.7倍 | 2.3倍 |
※2026年度の実質倍率は、合格者数55名に基づき算出。
【分析:志願者の「V字回復」と激戦化】
- 志願者の大幅な増加: 昨年度(2025年度)は志願者が156名まで落ち込み、倍率も2.8倍と落ち着いていましたが、今年度は238名(前年比約1.5倍)へと急増しました。
- 実質倍率の急上昇: 合格者数は例年通り定員の55名が確保されましたが、志願者増の影響で実質倍率は昨年の2.2倍から4.3倍へとほぼ倍増しており、近年にない激戦であったと言えます。
- 安定した選抜: 一昨年度(2024年度)に導入された新形式以降も、大学側は募集人員通りの合格者を安定して出しており、受験生のレベルが大学の求める基準をしっかりと満たしていたことが伺えます。
岐阜大学医学部の選抜の特徴
岐阜大学の前期日程は、共通テスト(換算100点)に対し、2次試験(個別試験)が1040点(学力800点+面接200点+調査書等40点)という、極めて2次試験を重視する配点です。
- 面接の配点比率: 2次試験の約20%を占める200点の面接が課されており、数値化された評価が行われます。
- 適性評価の厳格さ: 点数だけでなく、アドミッション・ポリシーへの適合性が厳格に判断されるため、合格した55名は高い学力と医師としての適性の両方を備えていると認められたことになります。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日(本日)
- 入学手続締切: 2026年3月15日
合格を手にされた55名の皆様、本当におめでとうございます。倍率4.3倍という厳しい壁を突破し、岐阜大学が目指す「社会に貢献し、研究マインドを持った学術臨床医」への第一歩を歩み出されることを期待しております。
