2026年3月6日、北海道大学より医学部医学科・前期日程の合格者が発表されました。今年度の入試は、募集人員の増員があった一方で志願者数が大幅に減少したため、競争率が著しく緩和する結果となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 入試結果
最新の合格発表資料および確定志願状況に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 87名(当初の85名から総合型選抜の欠員2名を補充)
- 志願者数: 229名
- 合格者数: 87名(PDFに「以上 87名」と明記)
- 実質倍率: 約2.6倍
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。志願者の減少と倍率の低下が鮮明になっています。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 87名 | 229名 | - | 87名 | 2.6倍 | 2.6倍 |
| 2025年度(昨年) | 85名 | 298名 | 283名 | 90名 | 3.5倍 | 3.1倍 |
| 2024年度(一昨年) | 85名 | 295名 | 275名 | 89名 | 3.5倍 | 3.1倍 |
※2026年度の数値は、過去のデータは公式発表に基づく。
【分析:志願者の大幅減と「二段階選抜」の不実施】
- 志願者数の記録的減少: 過去2年間は290名台で安定していましたが、今年度は229名へと約23%減少しました。この結果、志願倍率も昨年の3.5倍から2.6倍へと大きく下がり、受験生にとっては近年で最も合格を狙いやすい年となりました。
- 第一段階選抜(足切り)について: 北海道大学では志願倍率が3.5倍を超えた場合に第一段階選抜を行う予告がありますが、今年度は2.6倍に留まったため実施されず、出願者全員に二次試験のチャンスが与えられました。
- 定員厳守の選抜: 総合型選抜からの欠員補充を含めた募集人員87名に対し、同数の合格者が選出されており、厳格かつ適切な選抜が行われたことが伺えます。
北海道大学医学部の選抜の特徴と面接内容
合否は共通テスト315点、個別試験525点(数学150、理科150、英語150、面接75)の計840点満点で判定されます。
- 面接試験の概要: 面接官3名に対し受験生1名の個別形式で、時間は約8分間です。
- 多角的な質問内容: 志望理由や将来像といった基本事項に加え、「生成AIについてどう考えるか」「アフリカでのボランティア」など、時事問題や倫理性、国際性を問う質問も課されます。
- 適性評価の重視: 面接の配点は75点ですが、医師としての適性が総合的に判断されます。今回合格した87名は、共通テストと記述試験の高い学力に加え、これらの厳しい問いに論理的に答える能力を認められた精鋭たちです。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
名門・北海道大学医学部への合格を手にされた87名の皆様、本当におめでとうございます。2025年度に創立100周年を越え、次なる一世紀を担う医師として、北の大地での研鑽の日々が実り多きものとなることを心より期待しております。
