2026年3月6日、鹿児島大学は医学部医学科・前期日程の合格者を発表しました。今年度の入試は、昨年度の急激な志願者増から一転し、倍率が緩和される結果となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 入試結果
確定した志願状況および最新の合格発表資料に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 68名
- 志願者数: 307名
- 合格者数: 69名(資料に「69人」と明記)
- 志願倍率: 4.5倍
- 実質倍率: 約4.45倍(307÷69で算出)
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)のデータと比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 68名 | 307名 | - | 69名 | 4.5倍 | 4.5倍 |
| 2025年度(昨年) | 69名 | 440名 | 299名 | 71名 | 6.2倍 | 4.2倍 |
| 2024年度(一昨年) | 69名 | 294名 | 246名 | 71名 | 4.1倍 | 3.5倍 |
※2026年度の数値は大学公式PDFに基づく。2026年度の実質倍率は概算。
【分析:志願者の減少と第一段階選抜の見送り】
- 倍率の緩和と「隔年現象」: 昨年度(2025年度)は志願倍率が6.2倍まで跳ね上がりましたが、今年度はその反動(敬遠)により志願者が307名まで減少し、倍率も4.5倍へと落ち着きました。一昨年度(4.1倍)に近い水準に戻ったと言えます。
- 第一段階選抜(足切り)の不実施: 鹿児島大学医学部医学科では、志願倍率が約5倍を超えた場合に第一段階選抜を実施する予告がありますが、今年度は4.5倍に留まったため、足切りは実施されませんでした。
- 定員を1名上回る合格: 募集人員68名に対し、最終的に69名の合格者が発表されました。
3. 鹿児島大学医学部の選抜の特徴
鹿児島大学の前期日程は、共通テスト900点、個別試験925点(数学・理科・英語・面接)の計1825点満点で判定されます。
- 面接の重要性: 個別試験の配点のうち、面接に125点が割り当てられています。
- 適性評価の厳格さ: 面接の評価が著しく低い場合(10点以下など)は、学科試験の成績に関わらず不合格となる「足切り規定」が存在します。今回合格した69名は、高い学力に加え、医師としての適性も十分に認められた精鋭たちです。
4. 今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
昨年度のような超激戦とはならなかったものの、依然として高い競争を勝ち抜いて合格を手にされた69名の皆様、本当におめでとうございます。鹿児島大学が掲げる「地域医療から先進医療までを担う医師の育成」に向けた、皆様のこれからの歩みを心より応援しております。
