2026年3月6日、和歌山県立医科大学より医学部医学科・前期日程の合格者が発表されました。今年度の入試は、志願者数が大幅に減少したことで、過去2年間と比較して競争率が大きく下がる結果となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 合格発表結果
合格発表PDFに掲載された受験番号を精査・カウントした結果、今年度の合格者数は以下の通りとなりました。
- 一般枠:64名(PDFに「以上64名」と明記)
- 県民医療枠A:10名(PDFに「以上10名」と明記)
- 県民医療枠C:2名(PDFに「以上2名」と明記)
- 合計合格者数:76名
主な入試データは以下の通りです。
- 募集人員: 76名程度(一般枠64、県民A10、県民C2)
- 志願者数: 209名
- 志願倍率: 2.8倍
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の最終結果と比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 76名程度 | 209名 | 76名 | 2.8倍 |
| 2025年度(昨年) | 77名 | 341名 | 77名 | 4.4倍 |
| 2024年度(一昨年) | 80名 | 342名 | 80名 | 4.3倍 |
※2026年度の数値は公式発表に基づく。
【分析:志願者の大幅減少と「広き門」】
- 志願者数の推移: 過去2年間は340名程度の志願者が集まり、倍率は4.3〜4.4倍で安定していました。しかし今年度は209名へと約39%も激減し、志願倍率も2.8倍まで低下しました。これは、昨年度までの高倍率を敬遠した受験生が他大学へ流れた可能性が考えられます。
- 定員通りの選抜: 志願者は減少しましたが、大学側は募集人員通りの計76名を合格させており、受験生にとっては例年よりも合格のチャンスが大きく広がった年と言えます。
和歌山県立医科大学医学部の選抜の特徴
和歌山県立医科大学の前期日程は、共通テスト600点、個別試験(数学・理科・英語)500点の計1100点満点で判定されます。
- 面接の実施: 2次試験では学科試験の他に面接が課されます。配点はありませんが、段階評価が行われ、結果が著しく低い場合には学科試験の成績に関わらず不合格となる可能性があります。
- 面接の内容: 面接官2名に対し受験生1名の個別形式で、時間は約10分間です。医師を志す理由や本学を志望した理由、高校生活での取り組み、ストレス解消法などが問われます。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
まとめ: 2026年度の和歌山県立医科大学医学部入試は、志願者が200名強まで落ち込み、倍率2.8倍という近年にない穏やかな選抜となりました。この厳しい医学部入試を突破し、合格を手にされた76名の皆様、本当におめでとうございます。和歌山の地で、地域医療や高度な医学研究を支える将来の医師としての歩みを、心より応援しております。
