2026年3月8日、新潟大学は医学部医学科・前期日程の合格者を発表しました。今年度は志願者が一昨年度と同水準まで増加し、厳しい第一段階選抜(足切り)を経ての選抜となりました。
目次
2026年度(令和8年度)前期日程 合格発表結果
最新の合格者発表資料および確定した志願状況に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 80名
- 志願者数: 367名
- 合格者数: 80名(資料に「合格者80名」と明記)
- 志願倍率: 4.6倍
- 実質倍率: 約4.0倍(第1段階選抜合格者321名÷合格者80名で暫定算出)
第一段階選抜(足切り)の実施状況
今年度の新潟大学医学部医学科(前期日程)では、第一段階選抜(足切り)が実施されました。
新潟大学では、志願倍率が募集人員の約4倍を超えた場合に、大学入学共通テストの成績による選抜を行う予告があります。今年度は志願倍率が4.6倍に達したため、文部科学省の資料によると46名が二次試験に進めず不合格(足切り)となりました。この結果、二次試験に臨むことができたのは、高い共通テストスコアを確保した精鋭たちに絞られました。
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 80名 | 367名 | 80名 | 4.6倍 | 4.0倍* |
| 2025年度(昨年) | 80名 | 319名 | 86名 | 4.0倍 | 3.0倍 |
| 2024年度(一昨年) | 80名 | 367名 | 85名 | 4.6倍 | 3.1倍 |
※2026年度の実質倍率は、足切り後の受験予定者数に基づき算出。
【分析:志願者の回復と厳格な選抜】
- 志願動向の変化: 昨年度(2025年度)は志願倍率が4.0倍に落ち着き、足切りも発生しませんでしたが、今年度は一昨年度(2024年度)と全く同じ367名の志願者が殺到しました。これにより、再び足切りが実施される厳しい競争環境となりました。
- 合格者数の推移: 過去2年間は募集人員(80名)を数名上回る85〜86名の合格者を出していましたが、今年度は募集人員通りの80名となっており、非常に厳格な選抜が行われたことがうかがえます。
新潟大学医学部の選抜の特徴
新潟大学の前期日程は、共通テスト800点、個別試験1200点の計2000点満点で判定されます。
- 2次試験重視: 個別試験の配点比率が高く、数学・理科・英語(各400点)の実力が合否を大きく左右します。
- 面接の評価: 二次試験では学科試験に加え、面接(点数化はされず段階評価)が課されます。過去の受験生によれば、医師を志望する理由や適性のほか、情報の授業と医療の関係やシミュレーション問題など、多角的な質問がなされるのが特徴です。
- 適性判断: 面接の評価が著しく低い場合には、学科試験の成績に関わらず不合格となる可能性があるため、医師としての高い資質が求められます。
5. 今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月8日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
まとめ: 2026年度の新潟大学医学部入試は、足切りが実施される4.6倍の倍率となり、二次試験も募集人員通りの選抜となるなど、近年で最も手強い入試の一つとなりました。この難関を突破し、合格を手にされた80名の皆様、本当におめでとうございます。「医学を通じて人類の幸福に貢献する」という理念を掲げる新潟大学で、世界に通用する医師・研究者を目指して歩み出されることを心より応援しております。
