2026年3月10日、京都大学は医学部医学科・前期日程の合格者を発表しました。今年度の入試は、志願者数が過去3年間で最も少なくなり、倍率が緩和される結果となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 入試結果
最新の合格発表資料、および確定した志願状況に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 103名
- 志願者数: 267名(最新の確定値)
- 合格者数: 105名(資料に「以上 105 名」と明記)
- 志願倍率: 2.6倍(267÷103で算出)
今年度の最終合格者数は105名であり、募集人員の103名を2名上回る形での決着となりました。
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 103名 | 267名 | 105名 | 2.6倍 |
| 2025年度(昨年) | 103名 | 301名 | 109名 | 2.9倍 |
| 2024年度(一昨年) | 103名 | 288名 | 110名 | 2.8倍 |
※2026年度の合格者数はソース、募集人員は に基づく。 ※過去のデータはソース に基づく。
【分析:志願者の減少と倍率の推移】
- 3年連続の合格者数絞り込み: 一昨年度の110名、昨年度の109名に対し、今年度はさらに絞り込まれ105名となりました。これは合格ライン付近の同点者数や、二次試験および面接での評価基準が厳格に運用された結果と考えられます。
- 志願倍率の緩和: 志願者数は267名と、昨年度(301名)から30名以上減少しました。これにより志願倍率は2.6倍まで下がり、旧帝国大学の最難関医学部としては比較的落ち着いた倍率となりました。
- 第一段階選抜(足切り): 京都大学全体では今年度、357名の第一段階選抜不合格者が発生しました。医学部においては志願倍率が予告基準(約3倍)に達しなかったものの、共通テストの得点が基準(1000点満点中700点以上)に満たない志願者がいた場合、厳格に選抜が行われます。
京都大学医学部の選抜と面接の特徴
京都大学の前期日程は、共通テスト250点、個別試験1000点の計1250点満点で判定されます。
- 圧倒的な2次試験比重: 配点の8割が二次試験であり、高度な記述力と論理的思考力が不可欠です。
- 面接の様子: 過去の受験生によれば、面接官は非常に穏やかで「談笑するような雰囲気」で進行することもあります。しかし、志望理由書に基づき「過去(高校時代の経験)」と「将来(医師・研究者としての展望)」について非常に詳しく、深く質問されるのが特徴です。
- 適性評価の重要性: 学科試験が最高レベルであることはもちろん、面接において医師・医学研究者としての資質が認められた精鋭のみが、この105名の枠を手にすることができます。
今後の日程
- 入学手続締切: 2026年3月15日
まとめ: 2026年度の京都大学医学部入試は、志願倍率こそ2.6倍に緩和されましたが、合格者数は過去3年で最も少ない105名となり、依然として国内最高峰の非常に狭き門であったことに変わりありません。この難関を突破された皆様、本当におめでとうございます。自由な学風のなかで、次世代の医学・医療をリードする精鋭として歩まれることを心より応援しております。
