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昭和大学が昭和医科大学に名称変更を発表

2025年(令和7年)4月1日に、昭和大学が昭和医科大学に名称を変更することを発表しました。

医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の4学部を擁する「医系総合大学」であることを社会に対し、直接的に表明する目的です。名称の変更にともなって、昭和大学医学部の教育課程に変更が生じることはありません。

近年の私立医大の名称変更には、大阪医科大学から大阪医科薬科大学への変更、藤田保健衛生大学から藤田医科大学への変更がありました。大阪医科大学は、2021年4月1日に大阪薬科大学と合併し、大阪医科薬科大学へと名称を変更、藤田保健衛生大学は2018年(平成30年)10月10日 に藤田医科大学へと名称変更しました。また、2016年4月1日の医学部新設にともない、東北薬科大学は東北医科薬科大学へと名称を変更しました。

国公立大学の東京医科歯科大学は、2024年10月1日に東京工業大学と合併し、東京科学大学に名称を変更することが予定されています。

大学が名称を変更する理由はさまざまですが、一般的な目的は下記の通りです。

大学が他の教育機関との統合を行うために名称を変更することが必要になる場合があり、これによって、新しい組織の独自性やアイデンティティが明確化されます。

また、大学は競争が激しい教育市場で生き残るため、より魅力的なブランドを構築する必要があります。大学の名称変更は、市場に向けてのブランド価値を向上させ、知名度や認知度を高める上で役立ちます。

今回の昭和大学から昭和医科大学への名称変更は、「医系総合大学」であることを直接市場にアピールし、ブランド力を向上することが目的であると言えるでしょう。


昭和大学の名称の変更について(届出)

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