医学部専門個別予備校

医学部受験は学力によって決まるのでオープンキャンパスに参加しても合格できないかもしれない。それでも参加する意味は?

結局医学部受験は学力によって決まるので、オープンキャンパスに行ってもその大学に合格できないかもしれません。それでもオープンキャンパスに参加する意味はあるでしょうか?

この質問に対する答えは、参加する学年によって異なります。

オープンキャンパスに参加する意味は、医学部選びの重要な一環です。以下に、オープンキャンパスの意義をいくつかご紹介します。

キャンパスライフのイメージを具体的に描く機会:オープンキャンパスでは、大学の施設や設備、教室、図書館、学生寮などを実際に見学できます。これにより、自分の大学生活を具体的にイメージできます。
学問領域の理解:医学部のオープンキャンパスでは、講義を受講したり、実習のデモンストレーションに参加できることがあります。これにより、医学の学問領域やカリキュラムの内容を理解できます。
教員や学生との交流:オープンキャンパスでは、教員や学生と直接話す機会があります。質問をしたり、学生の体験談を聞いたりすることで、大学の雰囲気や学習環境を知ることができます。
モチベーションの向上:医学部受験は長期間にわたる試練です。オープンキャンパスに参加することで、目標を明確にし、モチベーションを高めることができます。

医学部のオープンキャンパスに参加するおすすめ時期は、高校1年生か高校2年生です。高校1年生や高校2年生で参加したオープンキャンパスで志望校が決まったという先輩がたくさんいます。

オープンキャンパスに参加して、そこで志望校が決定し基本的な情報収集が終わると、受験勉強に対する態度が変わります。その時点の学力と必要な学力が乖離していても、その差を埋めるために毎日どのように学習すればいいのかを考え始めることになります。

この時期は早ければ早いほど効果的です。医学部受験に向けての方向を決め、大きな初速が得られるのは何よりも憧れのエネルギーです。

この大学でこんな先輩たちと一緒にこんな教授から講義を受けて医学生時代を過ごしたいというイメージが具体的であればあるほど、勉強に取り組む姿勢が大きく変わってゆくからです。このような機会としてオープンキャンパスに参加しない手はありません。

国公立大学医学部はオープンキャンパスの日程が重なっていることが多いので、全ての大学のオープンキャンパスに参加することはできません。高校1年生、高校2年生、高校3年生と参加する大学を決めて参加することをおすすめします。

もちろん、高校3年生でや浪人生が医学部のオープンキャンパスに参加する意味もあります。高校3年生や浪人生になると学力向上のための勉強に忙しくなるので、予備校の講習を休んでオープンキャンパスに行きづらくなります。

また遠隔地に出向いてオープンキャンパスに参加する予定を組むことも難しくなるかもしれません。個々の事情や優先順位に応じて、オープンキャンパスに参加しないという選択もあります。

しかし、高校3年生になると入学試験やや卒後のキャリアについて細かな不安が生まれてくることがあります。

推薦入試についてわからないことがある、地域枠で入学した場合に卒後のキャリアについて知りたいがあるなど、こういう疑問はオープンキャンパスで担当の方と話をしてください。疑問が解消する場合がほとんどです。

総合的に考えると、オープンキャンパスは大学選びにおいて非常に有益なステップです。現時点での学力だけで判断するのではなく、自分が本当に行きたい大学を志望校にし、疑問を解消するためにも、ぜひ参加してみてください。

https://gritmedical.info/2024/04/24/significanceofopencampus

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