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【最新版】全国医学部キャンパス内にあるスタバ・タリーズ徹底調査|国公立・私立別まとめ

スタバで医学書を読んでいる医学部生の写真

スタバで医学書を読んでいる医学部生の写真

医学部受験とは直接関係ありませんが、入試当日に受験会場として全国の国公立、私立の医学部にゆくことがあるもので、個人的に気になったことを調べてみました。

全国の医学部キャンパス(医学部棟や大学病院など敷地内)に存在する大手コーヒーチェーン店舗について、国公立大学医学部と私立大学医学部に分けたリストです。スターバックスやタリーズ、ドトールコーヒーショップ、上島珈琲店などの有無を調査し、2020年以降の新規開店、閉店情報も織り交ぜて最新状況を反映しました。

国公立医学部キャンパス内のコーヒーチェーン店舗一覧

私立医学部キャンパス内のコーヒーチェーン店舗一覧

データから見る傾向・考察

今回の調査から、国公立大学の医学部附属病院にはタリーズコーヒーの出店が目立つことが分かりました。2023年時点では大学病院内に出店しているスターバックスが約25店舗、タリーズが約31店舗とされ、タリーズがややリードしています。これは、スターバックスがブランドイメージ維持のために出店条件を厳格に選ぶ一方、タリーズは病院などクローズドな環境への出店に柔軟なためと考えられます。そのため「医学部キャンパス内カフェ=タリーズ」というケースが多く、京都大学や九州大学といった有名国立大学病院でもタリーズが選ばれています。一方、スターバックスは私立大学附属病院を中心に出店傾向が強く、特に首都圏の順天堂大学、慶應義塾大学、日本医科大学、杏林大学などでは院内スタバが次々オープンし、「病院にいながらスタバが飲める」と学生・医療関係者に好評です。また、ドトールコーヒーショップも健闘しており、特に地方の大学病院(例:山形大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学など)で重宝される傾向があります。上島珈琲店は数は少ないものの、岡山大学病院などでモーニングメニューの充実により根強い人気を誇ります。コロナ禍以降は、2020~2024年にかけて千葉大学病院(タリーズ)、神戸大学病院(タリーズ)などで新規オープンが続き、逆に横浜市立大学附属病院タリーズ(2022年閉店)のように閉店の例もありました。総じて、医学部キャンパス内における大手コーヒーチェーンの存在は年々身近なものになっており。医学生や研修医、患者・家族にとっても重要な憩いの場となりつつあるようです。


参考・出典



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