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共通テスト後でもまだ間に合う!私立医学部出願可能大学【2026年版】一覧と締切情報

試験会場のイメージ写真

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2026年度入試において、共通テスト終了後でも出願に間に合う私立医学部をまとめました 。共通テスト後に志望校を追加検討する受験生や保護者、予備校関係者の参考にしてください。各大学の出願期間(共通テスト後に開始・継続するもの)、試験日程、および試験方式の概要(一般方式・共通テスト利用・小論文・面接の有無など)を紹介します。

関東・首都圏の共通テスト後出願可能な私立医学部

関西の共通テスト後出願可能な私立医学部

その他地域の共通テスト後出願可能な私立医学部

共通テスト後に出願する際の注意点

1. 入試日程の重複に注意: 私立医学部の一般入試は主に 1月下旬~2月中旬 に集中し、一部は3月中旬まで連日実施されます。大学間で試験日が重複するケースも多いため(例えば2月1日に日本大学医学部と東京女子医大、2月2日に日本医科大と杏林大など)、共通テスト後に出願校を増やす際はスケジュール管理が重要です。試験日が被る大学は併願できないため、共通テスト後に出願可能な大学同士でも日程の確認と取捨選択をしましょう。また一次試験と二次試験の日程両方を確認し、二次試験が他校の一次試験と重ならないかも要チェックです。

2. 共通テスト利用方式の活用: 共通テスト後に出願できる大学には共通テスト利用入試を設けている場合があります。共テ利用入試では大学個別の筆記試験を課さず、共通テストの得点+小論文や面接のみで合否判定する方式が多いです。共テの自己採点結果を見て「思ったより得点できた」と感じた場合、共テ利用枠のある私立医学部(例:東北医科薬科大、近畿大〈中期・後期〉、関西医科大〈後期〉、産業医科大 など)への出願は有効な戦略です。ただし募集人員が極めて少ない(概ね数名程度 )ため競争率は高く、ボーダー得点率も8割前後と難関です 。「共テ利用」の名称でも大学によって併用型(共テ+独自試験)単独型(共テのみ)があるので、要項をよく確認してください。

3. 二次試験(面接・小論文)の有無と形式: 私立医学部はすべて面接試験を課しますが、その形式は大学ごとに様々です。共通テスト後に新規出願する場合、志望校の面接形式も事前に調べましょう。例えば東京慈恵会医大のようにMMI形式(複数の短い面接を連続で行う方式)を採用する大学 や、日本医科大・金沢医科大のようにグループ討論を課す大学もあります。面接や小論文対策は共通テスト後に慌てがちですが、形式に特色がある大学は事前準備が必要です。「面接試験が苦手な方は特殊な形態の大学は避けた方が無難」と言われるほどで 、自信がない場合はオーソドックスな個人面接中心の大学を選ぶのも一策です。小論文についても、課す大学(帝京大や順天堂大B方式など)はテーマの傾向を確認しておきましょう。

4. 合格発表日程と併願戦略: 共通テスト後出願可能な私立医学部は、国公立前期日程(2月下旬)よりも早く合格発表が行われる大学が多いです。一方で入学手続締切は発表から1週間程度と短く、国公立合格発表前に私立の入学金納入期限が来ることもあります。複数の私立医学部に合格した場合、第一志望以外は入学辞退する可能性がありますが、入学金は返還されないため慎重な判断が必要です。共通テスト後に滑り止め校として出願する場合でも、経済的負担と発表時期を踏まえて併願校を選びましょう。一般に、上位校ほど合格発表が遅めで、下位校ほど先に手続締切が来るため、スケジュールを予め想定して出願順を決めておくことも大切です。また繰り上げ合格(補欠合格)の時期も大学によって異なるため、最後まで情報収集を続けてください。

以上のポイントに注意しつつ、私立医学部で共通テスト後に出願可能な大学と試験方式という選択肢を上手に活用すれば、国公立一本からの進路変更や併願による合格可能性アップに繋がるでしょう。共通テスト終了後でも間に合う私立医学部を有効に併願し、2026年度入試を突破してください。各大学の最新の募集要項を必ず確認し、悔いのない出願計画を立てましょう。

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