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【2026年度入試】私立医学部インターネット出願の全体傾向とアドバイス

模擬試験を受けている女子生徒の写真

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近年、ほとんどの私立大学医学部では出願手続きにインターネット出願(Web出願)を採用しており、紙の願書を取り寄せる必要がありません。受験生は各大学のWeb出願サイト上で必要事項を入力し、入学検定料の支払いまでオンラインで完了できます。ただし、インターネット出願だけでは手続き完了ではありません。オンライン登録と支払い後、調査書など必要書類を大学に郵送しなければ正式な出願にならない点に注意してください。郵送書類の締切日も厳守する必要があります。

各大学とも学生募集要項(入試要項)を公式サイトで公開しており、出願方法や必要書類、手続きの流れが詳細に記載されています。まずは募集要項をよく読み、出願期間や書類提出期限を確認しましょう。出願期間は多くの場合「12月中旬~1月中旬」に設定されています(大学により多少異なります)ので、年末年始をまたぐスケジュールに注意が必要です。例年、共通テスト後の1月中旬~下旬が書類郵送の締切となる大学が多いため、早めに書類を準備し、余裕を持って発送しましょう。また写真データのアップロードや調査書の取り寄せなど、事前準備が必要な項目もあります。Web出願サイトへのユーザー登録が必要な大学(UCAROなど)もありますので、出願開始前に余裕をもって登録を済ませておくことをおすすめします。

自治医科大学は特殊な入試制度のため、紙の願書(出願書類一式)を取り寄せて郵送で出願する方式を取っています。他の私立医学部と異なり、各都道府県ごとに出願先が分かれるため、自治医科大学を志望する場合は8月上旬から配布される募集要項・願書一式を早めに請求し(大学または各都道府県庁で配布。テレメール請求や郵送請求も可)、各都道府県の定める提出期間内に書類を提出する必要があります。

以下、全国の私立大学医学部31校について、①大学名、②出願方法、③願書入手方法、公式リンクを整理しました。志望校ごとの出願要項を確認し、漏れのないよう準備してください。

東北地方

関東地方

北信越・中部地方

関西地方

中国地方

九州地方

各大学ともインターネット出願が主流となり、願書の取り寄せの手間は省けますが 、願書記入や郵送手続きがオンライン化されただけで必要書類提出は依然必要です。受験生は志望校ごとの募集要項を早めに入手し(多くはWeb公開)、出願期間を逃さないようスケジュール管理しましょう。年末年始を挟むため郵便事情にも注意が必要です。オンライン出願では入力漏れ防止機能がありますが油断せず、余裕をもって入力・送信と書類発送を行うことが合格への第一歩です。

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