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【最新】2026年度 私立医学部・研究費ランキング!大学の格と教育環境を見極める

慶應義塾大学病院新病棟

慶應義塾大学病院新病棟

医学部受験生や研究職を目指す方にとって、大学の「研究費」は設備の充実度や最先端医療への取り組みを知るための重要な指標です。

2026年現在の最新状況を踏まえ、文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)の採択金額や各大学の公表データを基に、日本全国の私立医学部(全31校)の研究費規模ランキングをまとめました。

医学部の研究力を測る上で最も標準的な指標である「科研費(新規+継続)」の獲得額を中心に、外部資金の導入規模を加味して順位付けしています。

順位大学名特徴・研究の強み
1位慶應義塾大学私大トップの圧倒的資金力。再生医療(iPS等)や癌研究で世界レベル。
2位順天堂大学近年、臨床・基礎ともに急成長。スポーツ医学との融合も強み。
3位近畿大学臨床研究の実施数が多く、ゲノム医療やがんセンターの規模が巨大。
4位東京慈恵会医科大学「病気を診ずして病人を診よ」の精神。内科系・外科系ともにバランスが良い。
5位日本医科大学歴史ある研究室が多く、救急医学や難病研究に多額の予算。
6位自治医科大学地域医療の総本山。遺伝子治療など先端研究にも非常に熱心。
7位昭和大学医歯薬看の4学部連携によるチーム医療研究が盛ん。
8位東海大学ライフサイエンス分野での外部資金獲得に定評あり。
9位藤田医科大学ロボット手術やリハビリテーション医学の分野で国内屈指。
10位東京医科大学産学連携に強く、バイオマーカー開発などで実績。
11位北里大学感染症学の世界的権威。北里柴三郎の系譜を継ぐ研究力。
12位東邦大学微生物学や臨床薬理など、基礎医学への投資が厚い。
13位久留米大学バイオ統計や免疫療法など、地方拠点ながら高い研究力を維持。
14位埼玉医科大学ゲノム医学研究所など、高度な研究施設を複数保有。
15位関西医科大学iPS細胞を用いた再生医療や、難病治療の研究に注力。
16位大阪医科薬科大学薬学部との統合により、創薬・臨床開発の予算が拡大。
17位聖マリアンナ医科大学難病治療や画像診断、産婦人科領域の研究が活発。
18位日本大学巨大な分院ネットワークを活かした臨床データの活用。
19位兵庫医科大学炎症・免疫性疾患の研究で独自の存在感。
20位愛知医科大学痛み(ペインセンター)や血管外科等の専門領域に強い。
21位帝京大学救急医療や宇宙医学など、特色ある分野に予算を配分。
22位獨協医科大学血管内治療やアレルギー、糖尿病研究に実績。
23位福岡大学循環器や消化器など、臨床医局の研究活動が活発。
24位杏林大学高度救命センターを核とした重症管理の研究。
25位岩手医科大学震災復興から続くゲノム・メディカル・バンク事業が巨大。
26位金沢医科大学加齢医学や再生医療など、地域に根ざした先端研究。
27位東北医科薬科大学創薬科学と臨床の連携を強化中。
28位国際医療福祉大学新設校ながら海外拠点を活かしたグローバルな治験に注力。
29位東京女子医科大学先端生命医科学研究所(TWIns)など設備は超一流。
30位川崎医科大学教育だけでなく、腎臓病や代謝異常の研究に特色。

ランキングから見えるポイント

単に金額が多い大学が「良い大学」とは限りませんが、以下の傾向は押さえておくと損はありません。

慶應・順天堂の「二強」時代

慶應は昔から不動の1位ですが、順天堂大学の追い上げが凄まじいです。病院数(病床数)が多い大学は、製薬会社との共同研究(治験)なども活発なため、研究費の総額が膨らむ傾向にあります。

「新設・改革校」の勢い

国際医療福祉大学などは、科研費の額こそまだ中位以下ですが、独自の奨学金制度や海外ネットワークを活かした「外部資金」の導入を積極的に進めており、研究環境の整備スピードは非常に速いです。

研究費と学費の「反比例」に注意

一般的に、研究費が多い大学(慶應、慈恵、順天堂など)は、寄付金や外部資金が豊富なため、学生が支払う学費が比較的安い傾向にあります。逆に、研究費ランキングが下位の大学は、運営を学費に依存せざるを得ないケースも見受けられます。

一言アドバイス:「研究医を目指したい!」というなら上位10校は外せませんが、「最先端の医療機器に触れたい」という希望なら、ランキング中位でも藤田医科大学(ロボット手術)や岩手医科大学(ゲノム解析)のように「特定の分野に特化した」大学を選ぶのが賢い選択です。

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