2026年度の滋賀医科大学医学部・学校推薦型選抜(推薦入試)で合格を目指す受験生、保護者のみなさまへ。ここでは、滋賀医科大推薦入試の概要から評価ポイント、過去の傾向分析、競合塾の対策比較まで網羅的に解説します。特に、夏休み前半に開講予定の対策講座「滋賀医推薦マスタークラス」の情報も交え、なぜ本講座が合格への最短ルートとなりうるのか、その理由を詳しくご紹介します。推薦入試対策は早期スタートが肝心です。ぜひ最後までお読みいただき、合格への戦略づくりにお役立てください。
目次
滋賀医科大学推薦入試の概要
滋賀医科大学医学部の学校推薦型選抜(いわゆる推薦入試)は、毎年定員35名程度で実施されます。内訳は「一般枠」と「地元医療枠」に分かれており、一般枠が約29名、地元医療枠が約6名(年度によって若干変動)です。地元医療枠は滋賀県の地域医療に貢献する意思のある受験生を対象とした枠で、一般枠合格者のうち最大15名までは滋賀県出身者から選抜される、といった運用も過去にされています。
出願資格
- 学業成績:高校の全体評定平均値が4.3以上であること (概評で「A段階」に相当)。文系理系を問わず幅広い教科で優秀な成績を収めていることが求められます。
- 履修科目:理科は「物理・化学・生物」から2科目以上履修していること (医学部志望者として必要な理科基礎力を担保)。
- 出身・地域要件:一般枠は全国から志願可能ですが、地元医療枠は「滋賀県内の高校出身」または「本人もしくは親族が出願前年の4月1日より前から滋賀県在住」であることが条件です 。加えて、地元医療枠志願者は入学後に滋賀県の医師養成奨学金を受け、卒業後に滋賀県内の指定病院で勤務する意思確認があります。
- その他要件:部活動、生徒会、ボランティア等の課外活動で大学所定の条件を満たしていること(リーダー経験や表彰歴などがあると望ましい)、志望理由書の提出、高校長の推薦書提出が必須です。
選抜方法は、出願書類・共通テスト・小論文・面接を総合評価する方式です 。共通テストの指定科目は国語、数学(ⅠA・ⅡB)、理科2科目(「物理」「化学」「生物」から2科目)、外国語(基本は英語)など医学部一般入試とほぼ共通ですが、推薦ではその配点比率は公表されていません 。書類審査(調査書・推薦書・志望理由書等)と大学独自の小論文試験および面接試験によって、多面的・総合的に評価されます。選考スケジュールは例年、出願期間が11月上旬(2024年度は11/1~11/8)、試験日が12月中旬(2024年度は12/17)、合格発表が翌年2月中旬という流れです。一般入試より約2ヶ月早く実施されるため、高校3年の夏頃から対策を本格化する必要があります。
推薦入試の競争倍率は毎年およそ3~4倍前後です。募集人員35名に対し志願者は120~140名程度と狭き門ではありますが、出願要件を満たす限られた受験生同士の争いになるため、しっかりと対策を講じた受験生が合格を勝ち取っています。
評価ポイントと選考の流れ
滋賀医科大推薦入試では、公表されている配点こそありませんが 、評価のポイントは大きく「学科(筆記試験成績)」「小論文」「面接」「調査書(評定・活動歴)」の4つに分類できます。それぞれの特徴と傾向を押さえておきましょう。
- 共通テスト(学科試験):推薦入試でも共通テストの受験は必須です。配点非公表とはいえ、一定の基礎学力を示す指標として足切りラインや評価の一部に用いられている可能性があります。 実際、過去の合格者は共通テストで高得点層が多く、一次選考として共通テスト成績による絞り込みが行われているとも言われます。共通テストで極端に失敗すると挽回が難しいため、推薦志望であっても共通テスト対策をおろそかにしないことが重要です。また、共通テストの得点は二次(小論文・面接)の評価と合わせて最終合否判定に影響するため、安定して高得点を取れる学力を付けておく必要があります。
- 調査書・評定平均:高校1~3年の成績(評定平均)は出願条件として4.0以上が必要なだけでなく、選考時にも学習意欲や基礎学力の証拠として重視されます。全科目でバランス良く優秀であることは「幅広い基礎学力」を示すものとして評価につながります。また、調査書には出欠状況・部活動・表彰歴・生徒会活動・ボランティアなども記載されます。滋賀医科大推薦では「スポーツ・文化芸術・ボランティア等で一定の実績を有すること」が求められており 、単に成績が良いだけでなく多面的に活躍した受験生が望ましいとされています。例えば、生徒会長や部長を務めた、〇〇コンクール入賞、地域ボランティアに継続参加、といったエピソードは評価にプラスに働くでしょう。志望理由書も含め、これまでの活動で医学部志望動機や将来像に関連する経験があれば、面接でもアピールできるよう整理しておきましょう。
- 小論文試験:滋賀医科大推薦入試の小論文は与えられた資料や課題文に基づいて論述する形式で、毎年2~3問程度の設問が課されます。試験時間内に複数の設問に回答するため、文章読解力・要約力と論理的思考力・記述力が求められます。課題テーマは医療・生命科学に関わる時事的内容や倫理的問題が多く、例年かなり踏み込んだ内容が出題されています。例えば2024年度(令和5年実施)の小論文では、「患者の意思に反して延命治療を行った医師が直面した葛藤と、患者との対話を通じて得られた気づき」について問う設問や、「野球におけるデータ分析(セイバーメトリクス)の台頭になぞらえて、医療におけるデータ依存の弊害を論じる」設問など 、高度な読解と考察を要求する問題が出題されています。単なる知識暗記では対応できない思考力・表現力を見る問題傾向であり、「資料の趣旨を正確に掴み、自分の考えを論理的にまとめる力」が評価の鍵です。また語数指定(400字程度など)があるため、時間内に書き上げる速筆力も重要です。過去問演習を通じて、医療倫理(生と死の問題、インフォームドコンセント等)や医学と社会の関わり(高齢社会、AI医療など)について、自分なりの意見を論理的に述べる練習を積んでおきましょう。
- 面接試験:滋賀医科大推薦入試の面接はグループ討論形式の集団面接で行われる点に最大の特徴があります。例年、受験生5~6名と面接官数名による20分程度の討論が課され、開始前に別室で討論テーマに関する資料が配布・読解の時間(約10分)が与えられます。その後、面接室で面接官から提示されたテーマについて受験生同士で討論を行います。面接官の一人が司会進行役となり、受験生全員が順番に意見を述べられるよう配慮しながら議論が進むのが通例です。過去の例では、2020年度入試で「団塊世代が70歳を迎える中での老老介護問題」に関する短歌が資料として提示され、「資料を読んで感じたことを自由に発言してください」という形で討論が始まりました。受験生は高齢社会における介護の課題や若者の関わり方について各自の考えを述べ、さらに「では若者が介護に関わるには具体的にどんな制度や取り組みが必要か」といった深掘り質問にグループで答えていく展開でした。このように滋賀医科大のグループ面接は与えられた課題文の内容理解、社会問題に対する見解、解決策の提案など、多角的な思考力と発信力、さらに他者の意見を聞き自分の意見を的確に述べる協調性・コミュニケーション力が評価されます。
以上のように、小論文と面接は滋賀医科大推薦入試の合否を大きく左右する重要ポイントです。一方で共通テストと評定・調査書は出願者全員が高水準でクリアしてくる土台部分とも言えます。他の受験生と差を付けるには、小論文で説得力ある答案を書き、面接で自分の人間性と適性を十分にアピールする必要があります。そのためにも、医学・医療に関する幅広い知識と社会問題への関心、自己分析と発信練習をバランス良く積み重ねておきましょう。
合格者に共通する人物像とは?
滋賀医科大学が推薦入試で求める学生像は、大学のアドミッションポリシーに端的に表現されています。まとめると、「学力優秀で人間性豊か、探究心と地域貢献意欲を備えた医療人の卵」が理想の人物像です。具体的には次のような資質が求められています。
- 幅広い基礎学力と応用力:高校までの勉強で培った知識と思考力が土台となります。医学の修得に必要な数学・理科の能力はもちろん、国語力や英語力、社会に対する洞察なども含め、バランスよく学力を身につけていることが望まれます。
- コミュニケーション能力と協調性・共感性:将来医療チームの一員として働く上で、人と円滑に意思疎通できる力や他者を思いやる姿勢が不可欠です。面接でもグループ討論を課すことで、受験生のコミュニケーション力やチームワークの素養が評価されます。
- 主体性・探究心と課題解決力:自ら課題を見つけて深く考え、粘り強く答えを追求する力です。好奇心旺盛で自律的に学ぶ意欲を持ち、未知の問題にも前向きに挑戦できる人材が求められます。
- 地域医療への関心と貢献意欲:国立医学部として、特に滋賀県の地域医療を支える意思のある人を歓迎しています。地元医療枠でなく一般枠志望であっても、「将来は滋賀の医療に貢献したい」という熱意がある受験生は評価が高まるでしょう。
- 生涯研鑽する姿勢:医学は日進月歩であり、卒後も研究や自己研鑽に励み続ける覚悟が必要です。常に学び続け、将来的には医学の発展にも寄与したいという向上心を持った人が望まれます。
実際に過去の合格者の傾向を見ても、単に成績が良いだけでなく部活動や生徒会でリーダー経験がある、地域のボランティア活動に参加していた、科学コンテストに挑戦していたなど、様々な面で積極性を発揮してきた人が目立ちます。また、医師になりたい明確な動機を持ち、高校時代から医療系の書物を読んだり、医療現場の見学やボランティアなどに取り組んできたケースもあります。そうした経験は小論文や面接での回答にも説得力を与え、熱意と適性を示す材料となります。
滋賀医科大推薦入試の合格者像は「学力・人間力・志の三拍子が揃った人物」です。高校までの勉強と課外活動を通じてこれらを磨いてきた受験生が、書類・小論文・面接を通じてそれぞれの強みを最大限アピールすることで合格に繋がっています。「自分はどんな医師になりたいのか」「滋賀医大で何を学び将来どう貢献したいのか」を今一度整理し、自身の経験や強みと結びつけて語れるようにしておきましょう。
過去の小論文テーマと面接質問例:傾向を徹底分析
「傾向を知ること」は対策の第一歩です。滋賀医科大推薦入試の過去約20年分の小論文テーマと面接内容を分析すると、出題にはいくつかのパターンや特色が見えてきます。以下に主な傾向と具体例を挙げます。
小論文のテーマ傾向と具体例
滋賀医科大推薦の小論文テーマは、大きく分けて医学・医療の倫理的問題に関するものと医療を取り巻く社会的課題に関するものが多い傾向にあります。加えて、近年はデータサイエンスやAIなど先端技術と医療の関係にも話題が広がっています。実際に出題されたテーマ例をいくつかご紹介します。
- 患者の意思と生命倫理に関するテーマ:例)「延命治療を望まない終末期患者に対し、医師がどう向き合うべきか」。2024年度の課題文では、患者の意思を無視して救命措置を行った医師が悩むケースが示され、患者との対話を通じて真に大切なことは何かが問われました 。このようにインフォームド・コンセントや尊厳死(リビングウィル)など、医療者が患者の価値観を尊重する姿勢について考察させる問題が度々見られます。
- 高齢化社会と医療に関するテーマ:例)「超高齢社会における介護の負担と社会の在り方について」。高齢者同士の介護(老老介護)や認知症ケア、地域包括ケアシステムなど、日本が直面する高齢化と医療・福祉の課題を扱ったテーマも頻出です。資料として高齢社会に関する統計データや論説文が与えられ、問題提起されるケースがあります。過去には団塊世代の高齢化に絡めた文章を読み取り、介護を社会全体で支える仕組みについて提案させるような出題がありました。
- 医療テクノロジー・データ活用に関するテーマ:例)「医療現場におけるビッグデータやAI活用の光と影」。2024年度の設問では、野球のデータ分析(セイバーメトリクス)に言及しつつ、医療従事者がデータに頼りすぎることの危うさについて論じさせる問題が出ました。このように、電子カルテのビッグデータ解析やAI診断支援など現代医療のトレンドを踏まえ、その利点と問題点を考えさせるテーマも出題されています。医療における人間とテクノロジーの役割分担や、医師の判断力の重要性などが論点となります。
- 社会問題と医療の関わりに関するテーマ:例)「貧困・災害・パンデミックと医療」、「グローバル化と感染症対策」など、医療以外の社会的なトピックが絡むこともあります。例えば新型コロナウイルス流行後には、公衆衛生上の措置と個人の人権のバランスについて問われたり、災害医療や国際医療協力に関する話題が出た例もあります。これらは医療人としての社会的責任や視野の広さを測る狙いと考えられます。
いずれのテーマでも求められるのは、「与えられた資料や設問の意図を正確に把握し、自分の意見を論理立てて述べること」です。背景知識があるに越したことはありませんが、それ以上に問われている本質を読み取る読解力と自分の考えをわかりやすく構成する力が重視されます。日頃から医療・科学に関するニュースや時事問題にアンテナを張り、自分なりの意見を持つ練習をしておきましょう。また過去問に取り組む際は、模範解答例も参考にしつつ「なぜその論点が問われたのか」を分析すると、出題者の意図するところが見えてきます。
面接(グループ討論)の形式と質問例
前述のように、滋賀医科大推薦入試の面接はグループ討論形式で行われます。他大学では個人面接が主流の中、この形式は非常にユニークであり、受験生も対策が欠かせません。その場で与えられるテーマ次第で議論の方向性が変わるため、様々なテーマで討論練習を積み、「どんな話題でも発言できる力」を養っておくことが重要です。
過去のグループ討論で実際に扱われた話題や、想定される質問例をいくつか紹介します。
- 討論テーマの例:「高齢者の終末期医療の在り方」「地域医療と若手医師の定着策」「医療現場におけるチーム医療の課題」「SNS時代における医療情報との付き合い方」など。テーマ自体は小論文と関連するような医療の社会的問題が多いですが、面接では受験生自身の体験や意見がより直接問われます。たとえば「昨今○○という医療問題があるが、医療者としてあなたはどう向き合うべきか?」といった形です。
- 討論中の質問例:討論では面接官が途中で質問を投げかけ、受験生全員が順番に回答する形が取られます。 過去の例では、
- 「あらかじめ渡していた資料を読んで思ったことを自由に言ってください」
- 「では〇〇の問題に対し、具体的にどのような制度や取り組みがあれば良いと思いますか?」
- 「今までの意見はどれも客観的でしたが、あなた自身の経験や主観的な考えを聞かせてください」
といった質問がなされました。各自が1度ずつ発言すると次の問いに進む形で、面接官は受験生の思考の深さや多角的な視点、主体性を見極めようとしているのがわかります。
個人面接の質問例:グループ討論後に個別に聞かれる質問としては、
- 「医学部を志望した理由は何ですか?」
- 「将来はどのような医師になりたいと考えていますか?」
- 「あなたの強み・長所は?」
- 「高校生活で一番力を注いだことと、そこで得た学びは?」
- 「(調査書を見て)この活動について詳しく教えてください。」
など、ごく一般的なものが中心です。地元医療枠の場合は「なぜ滋賀で医師になりたいのか」「奨学金を受けて地域医療に従事することへの考え」なども聞かれるでしょう。回答内容そのものよりも、はきはきと明るく答えられるか、医師志望の熱意が伝わるかといった態度面も含め評価されます。
このように、小論文でも面接でも「医療人としての適性」が様々な角度から問われています。過去問分析から見えてくるのは、単なる知識暗記型の受験対策では太刀打ちできず、人間性や考える力まで含めた総合力勝負であるということです。裏を返せば、早い時期から対策を積めば確実に力を伸ばせる分野でもあります。次章では、京都医塾や富士学院京都校など競合の対策法にも触れつつ、本校の対策講座「滋賀医推薦マスタークラス」でどのようにこれらの力を養成できるかを見ていきます。
他塾、他予備校の対策講座と比較優位
滋賀医科大推薦入試は特殊な形式ゆえ、各種予備校や塾も対策に力を入れています。既に検索上位には京都医塾や富士学院京都校の情報ページが見られ、彼らも推薦入試対策講座を提供しています。それら競合の対策とグリットメディカルの「滋賀医推薦マスタークラス」とを比較し、何が違い、なぜより実践的と言えるのかを整理します。
- 京都医塾の場合:京都医塾は医学部専門予備校として一般入試・推薦入試ともに情報発信をしています。公開ページでは滋賀医科大推薦の基本情報や入試科目がまとめられており、出願条件(評定平均4.0以上、滋賀県出身条件など)もしっかり解説されています 。対策に関しては、京都医塾在籍生向けに小論文添削や面接指導も行われていますが、その指導はオールラウンド型であり滋賀医科大固有の対策に特化しているわけではありません。京都医塾は多数の医学部の推薦・AO入試情報を扱っているため、滋賀医大向けの細かな傾向分析やピンポイントな練習量では、専門特化した講座にやや及ばない面があります。一方、医学部予備校としての総合力で共通テストから二次までトータルサポートできる利点はあります。しかし「滋賀医大推薦だけにフォーカスした対策」という点では本講座に軍配が上がるでしょう。
- 富士学院(京都校)の場合:富士学院京都校も医学部専門予備校で、推薦入試直前期には毎年「滋賀医科大学学校推薦型選抜 直前対策講座」を実施しています。例えば2024年度入試では試験1ヶ月前の11月に1日完結の直前講座(定員30名、参加費約2.75万円)を開催し、模擬小論文→面接講義→模擬グループ討論×2回という7時間のプログラムを提供しました。富士学院は「情報やデータを駆使した対策」「模擬面接2回実施」と謳っており、短期集中でポイントを押さえる内容です 。直前の総仕上げとしては有用ですが、逆に言えば直前の1日で詰め込むため、本番までにブラッシュアップする時間が限られます。また一度に50名近い参加者が集まったとの報告もあり、一人ひとりが発言できる量や個別フィードバックには制約があるでしょう。富士学院も滋賀医大の非公開情報を独自に収集して対策に活かしているようですが 、やはり開講時期が本番直前である点で、夏から対策を始める本講座とは大きく異なります。
- その他の塾・予備校:大手予備校(河合塾・駿台など)でも個別に滋賀医大推薦対策の相談に乗ってくれるケースはありますが、体系立てた講座は少ないのが現状です。また医系専門塾以外では、オンライン指導のメガスタなどが滋賀医科大推薦向けに情報提供を行っています 。メガスタでは志望理由書や面接対策でルーブリック評価(評価基準表)を意識した対策を組むなどとうたっています が、実践的な討論練習となるとオンライン指導では限界があります。
以上を踏まえると、滋賀医科大推薦入試の対策には「早期からの専門的トレーニング」と「豊富な過去問データに基づく指導」が不可欠であることが分かります。他塾のページも参考になりますが、情報の断片や一般論に留まっている部分もあります。本記事と連動する「滋賀医推薦マスタークラス」では、まさにそこを補うために滋賀医科大推薦入試に特化した最強カリキュラムを用意しています。次の章では、その講座の詳細と他にはないメリットをご紹介します。
グリットメディカル「滋賀医推薦マスタークラス」
滋賀医科大学推薦入試で合格を勝ち取るためのグリットメディカルの特別プログラム、「滋賀医推薦マスタークラス」についてご紹介します。本講座は滋賀医科大推薦入試に焦点を絞った対策講座で、過去に滋賀医大推薦入試の合格者を30名以上送り出した専門講師が指導を担当します。高い合格実績に裏打ちされたノウハウを凝縮し、夏休み前半から体系的に学べるカリキュラムです。
- 対象:2025年度滋賀医科大学医学部・学校推薦型選抜の受験を検討している高校3年生・既卒生(1浪まで)が対象です。地元医療枠志望、一般枠志望の別を問わず受講いただけます。出願資格に該当するか未確認の方も、講座内で受験資格や志願戦略の相談に応じますので安心してご参加ください。
- 開催時期:夏休み前半(7月下旬~8月上旬)にかけて集中的に開講します(全4日間程度を予定)。共通テスト勉強が本格化する前のこの時期に、小論文・面接対策の土台を作ってしまう狙いです。夏に準備を整えておけば、その後秋~直前期に過去問演習や追加指導を受ける余裕も生まれ、本番までに完成度を高めることができます。
- 講座内容:滋賀医大推薦に必要な要素を網羅したカリキュラムです。具体的には、小論文対策と面接対策の両輪を徹底的に鍛えます。講義および演習の主な内容は以下の通りです。
- 小論文集中講義&演習:過去20年分の滋賀医大推薦入試小論文問題を分析した講師オリジナルのテキストを用い、小論文の書き方を基礎から指導します。頻出テーマ別(医療倫理、高齢社会、医療とテクノロジーなど)に論点整理を行い、課題文の速読・要約のコツや論理的な文章構成法を学びます。その上で実際の過去問や予想問題を使った演習を複数回実施。各回の答案について講師が個別に添削し、具体的な改善点と模範回答例をフィードバックします。添削は一人ひとりに対して繰り返し行うため、講座を通じて自分の弱点を克服し表現力を磨くことができます。
- グループ面接(討論)対策特訓:滋賀医大推薦の最大の山場であるグループ討論面接に慣れるため、国内トップクラスの回数の模擬面接を用意しています。講座期間中に複数回の模擬グループ討論を実施し、毎回異なるテーマ・課題文で練習します。過去の実際の課題はもちろん、講師が作成した滋賀医大傾向に即したオリジナル問題も使用し、多様なトピックに触れます 。討論後には講師からグループ全体および個人ごとのフィードバックがあり、発言の内容・態度・グループ内での立ち位置など細かく指導します。「自分では気付かなかった癖が直せた」「回を追うごとに発言に自信がついた」と毎年好評のプログラムです。
- 個人面接&志望理由書対策:グループ討論だけでなく個人面接で聞かれる想定質問への対策も行います。よくある質問項目を洗い出し、自分なりの答えを準備するワークを通して自己PRや志望動機を的確に伝える練習をします。提出書類である志望理由書についても、講師が内容をチェックしアドバイスを提供します。地域医療枠志望者には、地域医療への想いを効果的に盛り込むポイントも指導します。
- その他サポート:受験生同士の交流や情報共有の場も設けています。過去の合格者の体験談紹介、保護者向けの推薦入試説明会(志願戦略や今後のスケジュールなど)も予定しており、家庭でのサポートの仕方なども含め総合的にバックアップします。
- 講師陣:講座を担当するのは滋賀医科大学推薦入試対策のプロフェッショナル講師です。過去10年以上にわたり滋賀医大推薦対策講座を主宰し、これまでに30名以上の合格者を輩出してきた実績があります。小論文の過去問蓄積量や面接指導経験では他の追随を許さず、まさに“ベスト・オブ・ベスト”の対策を知り尽くした講師です。医療業界の最新トレンドや大学側の意図にも精通しており、指導は実践的かつ的確です。
- 開催場所・形式:現在調整中ですが、対面での実施(京都市内会場を予定)とオンライン参加のハイブリッド形式を検討しています。遠方の方や都合で来られない方もオンラインで受講可能にする予定です。グループ討論練習は可能な限り対面での臨場感を大切にしますが、オンライン参加者もブレイクアウトセッション等で発言機会を確保します。
- 定員:指導の質を保つため、定員は各回20名程度と少人数制です。模擬討論ではさらに細かいグループに分けて実施します。一人ひとりに目が行き届くよう配慮された体制です。毎年満席が見込まれる人気講座のため、早めのお申し込みをお勧めします。
- 申込方法:当講座への参加申し込みは、当塾の公式ウェブサイトで受け付けています。募集開始は6月上旬を予定しており、定員に達し次第締め切りとなります。申し込みにあたって志望枠(一般/地元医療)や現在の成績状況等を簡単にヒアリングさせていただき、講座前に個別相談も可能です。詳しい日程や受講料等の詳細は公式サイトの講座案内ページをご参照いただくか、お問い合わせください。
以上がグリットメディカル「滋賀医推薦マスタークラス」の概要です。では、最後になぜこの講座に参加すると合格に近づくのか、他にはない強みを整理してみましょう。
「滋賀医推薦マスタークラス」が最も合格に近づけるのか
- 専門講師の圧倒的な指導実績本講座のメイン講師は滋賀医科大学推薦入試対策の第一人者です。10年以上にわたり滋賀医大推薦に挑む受験生を指導し、過去30人以上を合格に導いた実績があります。合格者からのフィードバックや受講生アンケートも蓄積しているため、「どのような答案・受け答えが評価されるか」「逆に不合格者は何が足りなかったのか」を知り尽くしています。指導歴の浅い講師では得られない経験知に基づくアドバイスで、受講生一人ひとりの弱点を的確に補強します。
- 20年分の過去問データと独自教材:創医塾京都の調べでも滋賀医大推薦の過去問蓄積は20年分以上に及び、この講座内容は他の追随を許さないベスト・オブ・ベストとの評価があります。実際に本講座では平成初期~令和に至るまでの全ての過去問テーマを網羅し、その傾向分析シートやモデル解答集を教材として提供します。さらに近年の傾向に合わせて講師が作成したオリジナル予想問題も使用し、どんな問題にも対応できる実力を養います。他では入手困難な詳細データに基づいた指導で、対策の網羅性・精度が段違いです。
- グループ面接指導回数日本一:滋賀医推薦マスタークラス最大の特徴は、グループ面接(討論)の指導・練習回数が日本一であることです。通常、模擬面接は多くても直前期に1~2回程度という塾がほとんどですが、本講座では夏の段階で複数回実施し、必要に応じて秋以降のフォローアップも行います。受講生からは「回数を重ねるごとに討論への抵抗感がなくなり、むしろ本番が楽しみになった」という声もあるほどです。数をこなすことでしか得られない慣れと自信を養えるのは、本講座ならではの強みです。
- 徹底した個別添削・フォロー体制:小論文は書いて終わりではありません。本講座では提出された答案に対し、講師が詳細な講評と添削を施し、良かった点・改善すべき点を明確にフィードバックします。しかも講座期間中に何度でも個別添削を受けられるため、書き直し→再添削を繰り返して完成度を高めることができます。個々の課題に寄り添ったマンツーマン指導に近い形で文章力を伸ばせるのは少人数制ならではです。さらに志望理由書のチェックや面接練習の追加希望にも柔軟に対応し、受験直前まで質問や相談があれば講師陣がフォローします。
- 受験生のモチベーションアップと情報共有:夏休みという早い時期から同じ志望を持つ仲間と切磋琢磨できることも、本講座の隠れたメリットです。グループ討論の練習を通じて他の受講生の意見や優れたところに触れることで刺激を受け、自分も頑張ろうというモチベーションが高まります。また講座内で最新の入試情報や大学側の動向も共有します。例えば昨年度の志願者動向や合格者データ、試験当日の流れ(集合時間や待機中の様子など)といった細かな情報もお伝えしますので、不安を取り除き万全の状態で試験に臨めるようになります。
以上の5点から、グリットメディカル「滋賀医推薦マスタークラス」はまさに「滋賀医科大推薦入試の攻略法を知り尽くしたプロ集団による合格直結講座」と言えます。他では得られない環境と指導で、合格への最短距離を走り抜けましょう。
早期対策で滋賀医大推薦合格を
滋賀医科大学の推薦入試は、出願要件から試験内容まで独自色が強く、対策のしがいがある入試です。学力はもちろん、人間性や適性まで問われるため一筋縄ではいきませんが、その分早めから計画的に準備した受験生が有利になる試験でもあります。夏休み前半から対策を始め、秋・冬と練習と改善を重ねていけば、ライバルに大きく差を付けることができるでしょう。
本記事で述べたように、滋賀医科大推薦入試で合格するためには、小論文で的確かつ説得力のある論述が書けること、グループ討論で堂々と自分の意見を述べ周囲と協調できること、そして医学部志望の明確な動機と熱意を示せることがポイントです。それらは一朝一夕には身につきませんが、適切な指導の下で訓練すれば確実に伸ばせるスキルです。
ぜひグリットメディカルの「滋賀医推薦マスタークラス」を活用して、その力を磨いてください。専門講師と仲間たちが、あなたの夢の実現を全力でサポートします。保護者の皆様も、お子様の大きな成長を実感いただけるはずです。推薦入試本番まで残り半年あまり、この夏の過ごし方が運命を左右すると言っても過言ではありません。万全の対策で滋賀医科大学医学部への切符を勝ち取り、志を同じくする仲間と来春笑顔でキャンパスライフをスタートさせましょう!
日程と会場が決まり次第ご連絡さしあげます。ご興味のあるかたは、お気軽に登録ください。私たちと一緒に、滋賀医科大学合格への第一歩を進み出しましょう。
