医学部を目指す受験生にとって、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の得点を正確に把握することは 合否を左右する極めて重要なポイントです。特に医学部では数点の差が合否に直結する厳しい競争になります。
ここでは、2025年度以前と2026年度以降の制度の違いを踏まえ、現役生・浪人生それぞれに役立つ「共通テストの点数を知る方法」について解説します。
自己採点のやり方と注意点、予備校のセンターリサーチの活用法と精度、大学入試センターによる得点開示制度の仕組み、自己採点結果と公式得点の差が受験戦略に及ぼす影響などを網羅し、最後にグリットメディカルの医学部合格相談についてもご紹介します。
目次
共通テストの自己採点の方法と注意点
共通テスト終了直後、受験生はまず自己採点によって自分の得点を把握する必要があります。共通テストでは試験終了後すぐに公式の個人成績は通知されないため(後述する得点開示制度によって後日知ることはできます)、出願校を決めるまでの間は自己採点が唯一の手がかりです。
自己採点とは、自分が試験でマークした解答をもとに配点どおり得点を計算する作業です。具体的には、試験後に発表される正解と配点(大学入試センター公式サイトや新聞、大手予備校サイトで当日中に公表されます)を見ながら、自分の解答用紙の控えや問題冊子にメモした解答を照合して得点を算出します。
自己採点するときの最大の注意点は、記憶違いや転記ミスによる得点のズレです。試験本番の緊張や焦りから、問題用紙にメモした回答が間違っていたり、回答欄のずれ・塗り間違いに気付かないことがあります。実際、共通テスト形式の模試で既卒生(浪人生)が行った自己採点と実際の得点を比較したところ、完璧に自己採点できていた人はわずか11%しかおらず、残り89%の受験生は何らかのミスをしていました。
しかもその約6割は自己採点の方が実際より高いスコア(過大評価)になっていました。特に数学で自己採点ミスが多かったというデータもあり、難しい計算問題で途中の計算過程を取り違えたり、マーク欄を一つずつずらして塗ってしまったりしたケースなどが考えられます。現役生・浪人生を問わず、自己採点ミスは誰にでも起こり得るものだと認識してください。
こうしたミスを防ぐために、自己採点の手順を徹底する習慣を身につけることが大切です。たとえば、模擬試験や過去問演習の段階から、「①問題を解く → ②問題冊子に自分の答えを書く(控える) → ③マークシートに転記して塗る → ④解答の公開後に照合して自己採点する」という手順を毎回実践します。
このとき、解答を問題用紙にメモする際には番号のずれに注意し、マークシート転記後にもダブルチェックする習慣をつけてください。模試などでは自己採点結果と正式成績に食い違いがないか確認し、もし毎回ズレが生じるようなら原因を分析しましょう(ケアレスミスなのか、正解の見落としなのかなど)。
心構えとして注意したい点は、自己採点結果に一喜一憂しすぎないことです。自己採点はあくまで暫定の目安ですが、出願校を決める大事な判断材料となります。しかし自己採点直後は達成感や焦りから感情が揺れ動きやすく、冷静な判断を欠いてしまう恐れがあります。
高得点だった場合に油断したり、逆に思ったより低くて悲観しすぎたりしないよう注意しましょう。医学部志望の現役生・浪人生ともに、自己採点は正確かつ冷静に行い、結果は事実として受け止めつつ、次の具体的な戦略に落とし込む冷静さを保つことが大切です。
予備校による「センターリサーチ(自己採点集計)」の活用と精度
共通テスト本番では、自己採点を終えたら、多くの受験生は予備校の「センターリサーチ」を活用します。
センターリサーチとは、大手予備校が受験生の自己採点結果をインターネット等で集計し、志望校合格の可能性判定や得点分布データを提供するサービスです。
旧来「センター試験リサーチ」と呼ばれていたものが、共通テストでも引き継がれています。具体的には、共通テスト実施後すぐに河合塾の「共通テストリサーチ」や駿台予備学校・ベネッセ共同の「データネット」などのサイトで、自分の科目別得点を入力して、や志望校情報を登録します。
予備校側は全国から集まった大量の自己採点データをもとに、科目ごとの平均点動向、得点分布、志望動向の分析、大学別の合格ボーダーライン予測などを行い、受験生一人ひとりに「あなたの志望校合格可能性はA〜E判定」などの資料を返却してくれます。受験生はこれを参考に、出願校を最終決定していくのです。
センターリサーチの役割は、公式発表前に自分のポジションを客観的データで把握することにあります。
医学部のように高得点勝負の世界では、「共通テストで何点取れていれば志望大学への合格可能性が高いか」という情報は必ず必要です。
予備校各社は過去の膨大な蓄積データと当年の集計結果を照らし合わせ、医学部を含む各大学・学部の難易度(想定ボーダーライン)を予測して公表します。
例えば河合塾では、全受験生の自己採点結果と出願予定校を集計して国公立大学医学部や共通テスト利用私立医学部それぞれのボーダーライン得点率を算出し、試験後数日でウェブ上に公開します。
駿台・ベネッセのデータネットでも同様に、集まったデータから志望者数の増減や平均点の傾向を分析し、「今年の○○大学医学部は昨年より◯点ボーダーが上昇」といった報告が行われます。こうしたデータは受験生にとって貴重な判断材料となり、「安全圏だから出願しよう」、「ボーダーギリギリだが挑戦してみよう」、「この点数では合格可能性が低いので他の大学に切り替えよう」といった出願戦略を立てる助けとなります。
センターリサーチの精度は例年高いと言われていますが、活用する上でいくつか心得ておくべき点があります。
第一に、提供されるデータの信頼性です。予備校各社の判定は、当年度の自己採点集計データと過去の入試結果に基づいています。
特に参加者数が多い大手の集計では、全体傾向や大学別難易度の予測は比較的的確です。2025年度からは河合塾と駿台・ベネッセが一部協同で集計を行うようになり(出願登録サイトの共通化等)、母集団のさらなる拡大と分析精度の向上したはずです。
2025年1月実施の共通テストでは3社協同(河合・駿台・ベネッセ)で自己採点結果を収集するデジタル集計システムが導入されました。これにより重複排除やデータ不備の減少が図られ、大規模かつ質の高いデータ分析が可能になっています。その結果発表された平均点情報や医学部のボーダー予測は、各予備校でほぼ共通した値となり、受験生もかなり信頼を置いて参考にしています。
しかし一方で注意すべきなのは、センターリサーチの判定は受験生本人の自己採点結果に依存するという点です。
どんなに予備校側の分析が正確でも、元となる自己採点がズレていれば個人の判定も狂ってししまうということです。
先述のように自己採点ミスで本当は届かないラインの大学に「A判定」と出てしまったり、その逆に実力があるのに「C判定」止まりだったりするケースも起こり得ます。
ですから、センターリサーチを活用する際は「自分の自己採点はあくまで概算である」という前提を忘れずに判定結果を読み解いてください。
医学部のようにボーダーが高く僅差の争いでは、自分の得点にプラスマイナス数点の誤差があるかもしれないことを考慮して出願先を検討することが大事です。「B判定だから安全圏」と油断せず、自己採点ミスのリスクも踏まえて最終判断をしてください。現役生は学校の進路指導の先生と、浪人生は予備校の担任などと、センターリサーチの結果を共有しながら複数の目で客観的に分析するのがおすすめです。
大学入試センターによる得点開示制度(2025年度まで vs 2026年度から)
共通テストの公式得点を知る方法として、「自己採点」と「予備校データ」に続いて最後に頼りになるのが大学入試センターによる得点開示です。
共通テストの得点開示とは、大学入試センターが試験後に本人宛てに正式な各科目の得点を通知してくれる制度です。医学部受験生であれば、次年度以降の受験計画のためにも公式得点を確認しておくことを強くおすすめします。2025年度までの旧制度と2026年度からの新制度に分けて、その具体的な方法を解説します。
2025年度までの得点開示(申請制)
2025年度以前の共通テスト(旧センター試験を含む)では、得点開示は希望者のみへの「申請制」でした。
受験生が自分の得点開示を受けたい場合、共通テスト出願時に所定の手続きを踏む必要がありました。
具体的には、共通テストの願書提出時に「成績通知書の送付を希望する」にチェックを入れ、手数料800円を検定料と一緒に納付します。この手続きをした受験生のみ、試験後に大学入試センターから「成績通知書(公式得点が記載された文書)」が郵送されてくる仕組みでした。
出願時に申し込みをせず出願後にやっぱり欲しいと思っても後から希望有無を変更することはできず、また紛失しても再発行できなかったので注意が必要でした。
成績通知書は例年4月上旬(共通テスト実施年度の4月1日以降)に発送されるという仕組みでした。2025年度共通テストでは4月1日に発送が開始され、申請者には4月初旬に順次届きました。
大学入試センター公式サイト「成績通知書送付中」のお知らせ(2025年4月1日付)
成績通知書には、共通テストで受験した全教科・科目の得点が詳細に記載されています。現役生・浪人生ともに、自分の公式得点を手元に残しておけるのは今後の受験戦略上大きなメリットです。
現役生の場合、もし医学部に不合格で浪人することになったとしても、この通知書で弱点科目を分析できます。医学部を志望する受験生の多くが得点開示を利用してきました。
2026年度からの新・得点開示制度(オンライン化)
2026年度から、共通テストの出願手続きが大幅に電子化されるのに伴い、得点開示の方法も新しくなります。
2026年1月実施の共通テスト(令和8年度入試)より、受験生は事前に大学入試センターのウェブサイト上でマイページ(志願者ポータル)を作成し、オンラインで出願登録を行います。
紙の願書配布は廃止され、顔写真データや検定料支払いもすべてネット上で完結する仕組みです。この新システム導入に合わせて、成績通知(得点開示)の手続きもオンライン化されます。
自分の得点を閲覧したい受験生は出願時に成績閲覧サービスを申し込みます。方法は出願登録画面でチェックを入れる形で、手数料は、2025年度まで800円だったものが値下げされ300円でになりました。支払いは検定料と合算してクレジットカード・コンビニ払い等で行います。
成績閲覧サービスを申し込んだ受験生には、試験後に大学入試センターからの郵送物は届きません。
その代わり、共通テスト実施年度の4月1日〜4月末の期間に、自分のマイページ上で公式得点を閲覧できるようになります。
つまり、2026年度共通テスト受験者は希望者であれば4月1日になればパソコン・スマホから自分の共通テスト全科目得点を確認できるわけです。
郵送よりも確実で迅速に受け取れる点で利便性が向上しました。また紙の通知書と違い、期間内であれば何度でもログインして点数を確認できます。
ただし印刷物は発行されない可能性が高いので、必要なら自分でスクリーンショットを保存するなどして記録しておくと良いでしょう。住所変更の届け出なども原則不要です。
ただし、成績閲覧を希望しなかった場合は2026年度以降も自分の得点は知らされません。希望者のみがマイページ上で確認できる仕組みなので、忘れず出願時に申し込んでおきましょう。途中での申込変更はできないと案内されています。
新制度では、得点開示手続きをしなかった受験生への後日の追加申請など救済措置は今のところ発表されていません。
医学部志望者であれば、基本的には全員が成績閲覧サービスに申し込むことをお勧めします。現役で合格した場合でも、自分の共通テスト結果を知っておくことは後々の財産になりますし、不合格だった場合は次年度以降の戦略に不可欠だからです。
費用も300円と負担が小さいため、願書を出す段階でチェックを忘れないようにしてください。なお、2026年度からは出願登録や成績閲覧を含めオンライン化されるため、インターネット環境の準備や基本的な操作に不安がある場合は早めに学校や予備校に相談しておきましょう。
出願から得点確認までデジタルで行う最初の年となるため、不明点があれば遠慮せず周囲に聞いてトラブルを避けることが大切です。
自己採点結果と公式得点の差異が受験戦略に与える影響
自己採点と大学入試センター開示得点との間に差異が生じた場合、受験戦略に重大な影響を及ぼす可能性があります。医学部受験では特にその傾向が顕著です。共通テスト後、国公立大学志望者は約1〜2週間程度で出願校を決めなければなりません。私立大学でも共通テスト利用入試の場合は共通テスト直後に出願締切が設定されていることがあります。
この短期間での志望校決定は自己採点の結果に大きく依存するため、もし自己採点が実際より高く出ていたり低く出ていたりすると、進路選択に誤りが生じるリスクがあります。
自己採点では合計 900点中810点(90%) とれていたと判断し「去年のボーダーから見て安全圏だ」と思って第一志望の医学部(ボーダー目安88%)に出願したものの、実際の得点は790点(87%)しかなかったとします。この場合、本来ボーダーに達していなかったことに試験後の時点で気付けず、合格可能性の低い挑戦をして不合格になってしまうことがありえます。
また自己採点が実際より低く出してしまっていて、萎縮して志望校のランクを下げてしまうというケースも考えられます。本当は合格圏の力があったのに自己採点ミスで得点を過小評価し、安全志向でより偏差値の低い医学部に出願してしまえば、本来目指せたはずの志望校合格のチャンスを逃してしまいます。
「自己採点ミスにより、A判定(合格確実圏)だったのに国公立大に不合格となった」、「D判定(厳しい)と思って諦めていた私大医学部に実は合格点を取れていた」というようなケースも過去には報告されています。このようなことが起こってしまった場合には、後で悔やんでも悔やみきれません。
たった数点のズレが合否を分けることは珍しくない世界だからこそ、自己採点から出願の段階で全力で正確さを目指し正しい情報に基づいて判断する必要があるわけです。
さらに、自己採点と実際の得点の差異は二次試験(個別試験)への戦略にも影響します。
国公立医学部では共通テスト:二次試験の配点比率が大学ごとに決まっており、共通テストで思ったより点数が低かった場合には二次試験で挽回が必要になります。自己採点段階で「共通テストは順調だから二次で大崩れしなければ大丈夫」と考えていた受験生が、もし実際は共通テストで想定より点が取れていなかったとしたら、本来もっと二次対策に力を入れるべきだったかもしれません。
あるいは自己採点で振るわず「二次で挽回するしかしかない」と焦って本番でうまくいかなかった受験生が、共通テストでちゃんと必要な点数が取れていたとわかっていれば、二次試験本番で平常心を保てたかもしれません。
このように、自己採点の誤差は受験生のメンタルや二次試験の戦略配分にも影響を与えます。ですから、自己採点には最大限の注意を払うこと、そして、自己採点結果の信頼性については常に「公式発表ではない」ことを念頭に置いて出願・二次対策を進めることが大切です。もし自己採点に自信が持てない場合やボーダー上で迷っている場合は、学校や予備校の先生に相談したり、専門家によるアドバイスを受けたりして、複合的な視点から戦略を練るとよいでしょう。
医学部受験で数点の差が合否を左右する理由
医学部入試では、共通テストの得点率が合否に大きく影響します。
その理由は、医学部の募集定員が少なく競争率が非常に高いこと、受験生の学力上位層が集中すること、そして多くの大学で共通テストの配点ウェイトが大きいことや、足切りラインに用いられることにあります。
国公立大学医学部の一般入試(前期日程)では、共通テスト900点満点中おおむね7割後半〜9割程度の得点率が合格者層の目安になります。
河合塾の分析によれば、医学部の前期試験で合格可能性五分五分(いわゆるボーダーライン)の層は共通テスト得点率約81%であり、80%を切ると合格が難しくなる大学がほとんどだとされています。
難関の旧帝大医学部などでは90%前後の得点率が要求される年もあります。このように合格者ラインが非常に高いので、一問ミスするかしないかといった数点の差が合否を分ける状況が生まれます。
共通テストでは1問あたりの配点が科目によって異なりますが、例えば英語(リーディング)なら1問4〜6点前後、理系科目の一部では1問当たり点がもっと大きいものもあります。
それだけに、1問のミス=合否といったシビアな世界が医学部入試です。浪人生を含め多くの医学部志望者が、共通テスト本番で自己ベストの得点を叩き出すために死力を尽くすのはこのためです。
こうした背景から、医学部志願者は共通テストの自己採点にも極度に神経を使います。
また、共通テスト後の自己採点結果を踏まえ、「この点数ならどの医学部が狙えるか」、「どの科目をもっと伸ばせば来年リベンジできるか」などを綿密に分析する受験生がたくさんいます。
それだけに、正確な点数把握が医学部合格へのスタートラインになるわけです。共通テストの得点を誤って認識していたために出願ミスをすれば、せっかくの努力が報われなくなるかもしれません。
逆に、共通テストで自分の弱点や得意分野を正しく把握できれば、二次試験対策の優先順位づけや、私立医学部併願校の選定にも活かせます。
現役生であれば、自分の共通テスト得点を高校の先生と共有して二次対策計画を練ることができますし、浪人生であれば、前年度の共通テスト開示得点と今年の自己採点を比較して指導してもらうことで着実なレベルアップにつなげることもできます。
繰り返しになりますが、「医学部受験では共通テストの1点を軽んじるな」という言われるほど、数点差の重みは計り知れません。その数点を確保するためには日頃の勉強の積み重ねが必要なことがはもちろん必要ですが、それに加えて、本番での冷静な対応、自己採点の厳密さ、そして公式得点の確認まで、すべてがおろそかにすることができません。2026年度以降は公式得点を容易に閲覧できるようになりますので、医学部志望者は必ず活用して自分の得点を正確に押さえておきましょう。
正確な得点把握と戦略の相談を
共通テストの自己採点から志望校選び、そして公式得点の確認まで、一連の流れをご説明しました。これらのプロセスを経て出願校を決定するわけです。医学部受験生とその保護者の方にぜひ活用していただきたいのが「医学部専門のカウンセリング」です。医学部受験は他の学部以上にシビアな戦略が求められます。共通テストで失敗が許されないのはもちろん、自己採点の結果をどう解釈し次の一手を打つか、もし共通テストで目標に届かなかった場合にどう巻き返すか、といった判断にも高度なノウハウが必要です。
グリットメディカルの医学部出願カウンセリングサービスでは、医学部受験を知り尽くしたプロのカウンセラーが個別に相談に応じています。
共通テスト後の自己採点結果の分析から、センターリサーチの活用法、志望校の選定、二次試験対策の優先度など、医学部合格に向けた最適な戦略を一緒に考えるサポートを行っています。
例えば「自己採点で◯◯点だったが、この成績で国公立医学部はどこが狙えますか?」、「思ったより共通テストの得点が伸びなかったが二次対策で挽回できるでしょうか?」、「来年再挑戦する場合、今年の得点開示結果をどう学習計画に活用すればいいでしょうか?」といった相談に対し、過去のデータや合格事例を踏まえて具体的なアドバイスをいたします。
現役生の保護者の方からは、「子どもが自己採点結果に落ち込んでいるが励ますべきか?」、「どのくらいの得点なら医学部合格圏と言えるのか感覚がつかめない」といったご相談も寄せられます。こうしたケアも含め、医学部受験に特化したカウンセリングだからこそできる総合的な支援を心がけています。
浪人生にとっては、前年度の共通テスト得点開示を踏まえた上で今年度の目標設定をしたり、勉強法の改善点を洗い出したりする作業が重要です。
グリットメディカルでは、そうした一人ひとり異なる事情や成績推移を丁寧にヒアリングした上で、最短で医学部合格を勝ち取るための受験戦略を提案いたします。
自己採点の段階で相談いただければ、その結果の信頼度も含めたアドバイスが可能ですし、公式得点開示後であれば次年度への具体的な課題抽出もスムーズです。情報に踊らされず冷静に自分の立ち位置を把握し、適切な目標設定と勉強計画を立てることができます。医学部受験は孤独になりがちで同じ高校の友人や保護者どうしでは相談しづらいことでも、プロのサポートを得ることで親子ともに安心感を持って受験期を乗り切っていただきたいと思っています。
共通テストの点数を正確に知ることは、医学部合格への第一歩です。自己採点の精度を高め、予備校データを賢く活用し、公式得点もしっかり確認する。そして得られた情報を最大限に活かす戦略を立てる――その一連のプロセスを確実に遂行することで、医学部合格を勝ち取ることができます。不安な点があれば一人で悩まず、どんなことでもご相談ください。
