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【2026年最新】医学部受験に英検は武器!大学別の加点・免除制度

模擬試験を受けている女子生徒の写真

模擬試験を受けている女子生徒の写真

日本国内の医学部入試では、一部の大学で実用英語技能検定(英検)の資格やスコアが評価に組み込まれています。英検を活用することで受験生に有利な制度は大きく3つに分類でき、(1)入試得点への加点(2)出願資格としての活用(3)英語試験の免除(満点換算)があります。

現在、英検など民間の英語検定を入試に取り入れる医学部は決して多くはありませんが、近年はその数が増加傾向にあります。ここでは、それぞれの制度について具体的な大学名や内容を詳しく解説します。

英検資格による加点制度がある医学部

英検の級やスコアに応じて受験得点に加点する方式です。英検取得級に応じて共通テストの英語や大学個別試験の英語得点に点数を上乗せでき、英語の試験結果を底上げすることができます。主な国公立大学・私立大学の例を挙げます。

国公立大学の例(加点・換算制度)

私立大学の例(加点制度)

英検資格が出願資格として認められている医学部

英検の級やスコアを「出願要件(出願資格)の一部」として課すケースです。この方式では所定の級を持っていないと出願そのものができません。主にAO入試や推薦入試、一部の私立一般入試で導入されています。該当大学を志望する場合、まず指定の英検基準をクリアすることが必要条件となります。

具体的な大学と要件は以下の通りです。

※上記の大学では英検の他にもTOEFL iBTやIELTSなど複数の外部試験が基準として認められている場合があります(詳細は各大学の入試要項を参照)。ただし、多くの医学部では基準を英検◯級以上と示しているため、英検取得が最もわかりやすい目標の指標です。

英語試験免除(満点換算)となるケース・大学例

一定の英検資格を持つことで大学の英語試験が免除されたり、英語の得点が満点扱いになるケースもあります。これは受験生にとって最も有利な形態で、英語試験の対策負担を大きく軽減できる制度です。

(参考)私立大学の状況 – 2025年度現在、一般的な私立医学部入試で英語試験そのものを免除できる制度は存在していません。私立医学部では英検等のスコア提出が加点に留まっており、本来の英語試験を受けずに合否判定できるケースはありません。※参考までに、私立大阪歯科大学では英語外部試験スコアによる「英語試験免除または受験」という選択制度がありますが、医学部ではこのような例はまだありません。

近年の制度変更や傾向・他の検定との比較

近年、大学入試改革の流れの中で英語4技能試験を活用する医学部が徐々に増えている傾向があります。2021年に導入された共通テストでは一旦、民間英語試験の利用が見送られましたが、その後各大学が個別に外部検定を評価に組み込む動きがみられます。特に私立医学部で英語重視の特別枠が新設されるケースが増えており、東邦大学の統一入試(2025年度~)や東京医科大学の英語検定利用推薦(2025年度~)など、英検等の資格を出願条件に課す制度が相次いで登場しました。難関医学部では英検準1級(CEFR B2)以上を取得していると初めて加点や満点換算など優遇措置の対象となる場合が多く、競争上もそのレベルの英語力が一つの目安になっています。

他の英語検定との比較では、多くの医学部がTOEFL iBTやIELTS、TEAPなど複数の試験スコアを併せて利用可としていますが、英検が最も取り組みやすく効果的です。理由として、英検やGTEC、TEAPといった国内検定は高校英語の学習範囲に沿っており、受験勉強との相乗効果が見込める点が挙げられます。中でも英検は歴史が長く問題の質や難易度が安定しているため、医学部志望者に「最もおすすめの外部検定」です。TOEFLやIELTSなど海外検定は出題傾向が日本の受験と異なり、対策に非効率な側面もあるため、まずは英検準1級以上の取得を目標にすると良いでしょう。

以上のように、英検資格は医学部入試で様々な形で活用できます。自分の志望校がどの方式を採用しているかを調べ、早めに基準級を取得しておくことが重要です。英検取得により「英語満点」や「大幅加点」という恩恵を受けられれば、数学や理科など他の科目に注力する余裕も生まれ、合格に大きく近づくでしょう。 また、英検合格に向けた勉強そのものが英語力向上につながり高校での学習にも良い効果があり、結果的に通常の筆記試験対策にもなるため何重にも利点があります。ぜひ医学部受験戦略の一環として英検などの資格取得を計画的に活用し、医学部合格に向けた武器にしてください。

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