本日、2026年2月7日(土)、全国12都道府県の試験会場にて第120回医師国家試験の初日が実施されています。医学部入学から6年間、たゆまぬ努力を続けてきた受験生の皆様にとって、もっとも重要な2日間が始まりました。
目次
第120回医師国家試験の実施状況
厚生労働省の発表およびこれまでの情報を総合すると、今回の試験の概要は以下の通りです。
1. 試験日程と規模
- 日程:2026年2月7日(土)・2月8日(日)の2日間
- 受験者数:例年通り約10,000人規模(全国12の試験地にて実施)
- 合格発表:2026年3月16日(月)午後2時予定
2. 試験形式(現行制度の継続)
さきほどお伝えした通り、将来的なCBT導入に向けた議論は本格化していますが、今回の第120回試験は従来通りのマークシート方式(PBT)で実施されています。初日は「必修問題」「総論」「各論」がバランスよく出題され、夕刻まで及ぶ長時間の試験です。
3. 今年の傾向と環境
2026年度は、医学教育の公的化やカリキュラム改訂の過渡期にありますが、国家試験の合格基準(相対評価によるボーダーラインの設定)という基本構造に大きな変化はありません。「9割が合格する試験」ではありますが、その「9割」に入るために、受験生は極めて高い精度と集中力を維持することが求められています。
受験生のみなさんへ:今日を乗り越えるために
試験初日を終え、あるいは休憩時間にこの記事を目にしているかもしれません。今の皆様に、客観的な視点から3つのことをお伝えします。
「解けなかった1問」に引きずられない
医師国家試験は2日間で数百問を解く「総力戦」です。初日の試験が終わった後、SNSや友人との会話で正答が気になるのは自然なことですが、過ぎた1問の成否に心を砕くよりも、明日の問題に向き合う精神的リソースを確保することが、合格率を高めるためのもっとも合理的な戦略です。
6年間の蓄積は、あなたを裏切らない
これまで解いてきた過去問、繰り返した模試、実習での経験。それらすべてが、今の皆様の血肉となっています。今日、難問に直面して「わからない」と感じたとしても、それは他の受験生も同様に感じているはずです。これまでの膨大な学習量を信じ、淡々とマークを埋めていく強さを持ってください。
今夜、もっとも重要なのは「休息」です
2日間にわたる試験は、知的体力だけでなく、肉体的な持久力も試されます。今夜は無理な追い込みを避け、消化に良い食事を摂り、良質な睡眠を優先してください。万全のコンディションで明日の1問目に向かうことが、もっとも確実な得点源となります。
医師国家試験は、単なる知識の確認ではなく、将来、患者さんの命を預かるプロフェッショナルとしての「覚悟」を証明する場でもあります。
今日受験されている医学生のみなさんがこの2日間を無事に走り抜き、春には新しいステージで活躍されることを心より応援しております。まずは今日、1日目を終えた自分を労ってあげてください。
第120回 医師国家試験 試験地一覧
| 地域 | 試験地(都道府県) | 会場(第120回) |
| 北海道 | 北海道 | TKP札幌駅カンファレンスセンター |
| 東 北 | 宮城県 | 仙台卸商センター サンフェスタ・卸町会館 |
| 関東信越 | 東京都 | 大正大学 巣鴨キャンパス、帝京平成大学 中野キャンパス |
| 新潟県 | 日本歯科大学 新潟生命歯学部 | |
| 東海北陸 | 愛知県 | 愛知学院大学 日進キャンパス |
| 石川県 | 石川県青少年総合研修センター | |
| 近 畿 | 大阪府 | 大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス |
| 中 国 | 広島県 | 安田女子大学 |
| 四 国 | 香川県 | サンメッセ香川 |
| 九 州 | 福岡県 | 第一薬科大学 |
| 熊本県 | ホテル熊本テルサ | |
| 沖 縄 | 沖縄県 | 琉球大学 千原キャンパス |