京都大学医学部医学科(一般選抜・前期日程)の面接試験について、実施形式や過去の質問内容、受験生へのアドバイスです。
目次
面接の形式
- 方式: 個人面接
- 面接官: 2名
- 所要時間: 約5〜10分
- 備考: 面接試験の結果により、学科試験の成績にかかわらず不合格となる場合があります。
事前アンケート(志望理由書)
出願時に「京都大学医学部医学科受験者志望理由書」の提出が必要です。内容は以下の通りです:
- 学歴・職歴(義務教育修了後)。
- なぜ京都大学医学部を志望するに至ったか(きっかけ、将来の目標など)。
- 医師・医学研究者としての自己の適性。
- 入学後、京都大学医学部でやってみたいと思っていること。
- 自分の努力によって得た点、自分で評価できるもの(特技、資格、受賞歴など)。
過去の主な質問内容
面接では、事前に提出した志望理由書の内容を深く掘り下げられる傾向があります。
【志望理由・大学生活について】
- なぜ医師を志望したのか、そのきっかけ。
- なぜ京都大学なのか(「自由の学風」の下で何をしたいか、他の医科大学ではない理由など)。
- 関西には医学部が多いが、なぜ本学を選んだのか。
- 入学後に入りたいサークルや、大学生活で取り組みたいこと。
【医師像・将来のビジョン】
- どのような医師になりたいか(理想の医師像)。
- 臨床医と研究医、どちらを志望するか。将来の具体的なビジョン。
- 海外で研究することのメリットや、海外での医療従事への興味。
- 志望する診療科とその理由。
【自己分析・高校生活について】
- 自分の長所と短所。
- 高校時代に頑張ったこと、勉強以外に注力したこと。
- 部活動での活動内容や苦労した経験、そこから得たもの。
- 休日の過ごし方や趣味、読書をするか。
【医療・社会・時事問題】
- AIが発達する中で、人間にしかできない医師の仕事とは何か。
- 高額医療費制度についての考え。
- コロナ禍での生活はどうだったか。
- 京都大学のノーベル賞受賞者は誰か。また、その業績について知っているか。
受験生へのアドバイスと雰囲気
- 雰囲気: 多くの受験生が「非常に穏やか」「大人の談笑のような楽しい時間だった」と回答しており、圧迫感はほとんどないようです。
- 対策: 提出した志望理由書の内容をしっかり把握し、論理的に説明できるようにしておくことが最重要です。
- 会場の状況: 150名ほどが1つの大きな部屋に集められ、順番に面接室へ呼ばれます。待ち時間が非常に長くなる場合があるため、本などの持参が推奨されます(電子機器の使用は禁止されています)。
京都大学の面接は、学科試験に比べれば時間は短いですが、提出書類に基づいた対話を通じて、受験生の適性や「なぜ京大なのか」という強い意欲が確認されます。