2026年度、京都大学「特色入試」の合格発表を受け、最新の速報データ(判明率92.4%)が届きました。一般入試とは一線を画す、圧倒的な専門性や探究心が求められるこの入試。今年はどの高校が「京大の求める尖った才能」を輩出したのか、学部ごとの詳細な合格実績をまとめました。
目次
文系学部:全国から多様な才能が集結
文系学部では、特定の学校が固まることなく、全国の進学校がバランスよく合格者を輩出しています。
- 総合人間学部
- 浦和、桜修館中等、洛北、奈良(各1名)
- 文学部
- 中央中等、芝浦工大柏、西京、嵯峨野、堀川、立命館、四天王寺、高槻、姫路西(各1名)
- 教育学部
- 桃山、神戸大附中等(各1名)
- 法学部
- 藤島(2名)、宮崎西(2名)、学芸大附、麻布、渋谷教育学園渋谷、西京、開明、桃山学院、長田、須磨学園、福岡、久留米大附設
- 経済学部
- 大阪桐蔭(2名)、小石川中等、虎姫、嵯峨野、洛星、立命館、大阪教大附池田、大阪星光学院、開明、高槻、神戸大附中等、倉敷天城、宮崎西
理系学部:公立の雄と私立の専門対策が光る
理系、特に理学部や工学部は合格者数も多く、学校ごとの特色が強く出ています。
- 理学部
- 北野(4名)、向陽(2名)、山形東、大宮、桜修館中等、武蔵、横浜サイエンス、森村学園高等部、甲府南、沼津東、名古屋大附、旭丘、岡崎、明和、西京、城南菱創、堀川、紫野、洛北、洛星、高津、大阪桐蔭、金蘭千里、加古川東、帝塚山、広島大附福山、宇和島東、愛光、土佐塾
- 医学部(医学科)
- 雙葉、大阪星光学院、小林聖心女子学院、東筑紫学園(各1名)
- 医学部(人間健康科学科)
- 開明(5名)、大阪桐蔭(4名)、西京(2名)、昭和学院秀英、西、雙葉、膳所、堀川、京都先端科学大附、大阪教大附天王寺、北野、高槻、帝塚山学院泉ヶ丘、桃山学院、神戸、奈良
- 薬学部
- 北野、下関西、高松(各1名)
- 工学部
- 高田(2名)、東山(2名)、開明(2名)、四天王寺(2名)、小石川中等、桐朋女子、広尾学園、洗足学園、藤島、松本深志、名古屋大附、岡崎、愛知淑徳、海陽中等、膳所、西京、嵯峨野、福知山、洛星、北野、四條畷、大阪桐蔭、高槻、宝塚北、長田、須磨学園、六甲学院、天理、向陽、明善
- 農学部
- 大阪桐蔭(3名)、高槻(3名)、東山(2名)、須磨学園(2名)、東科大附科学技術、松本深志、堀川、洛北、大阪教大附池田、茨木、高松
2026年度のトレンド分析
「大阪桐蔭・開明」の圧倒的な特色対策
特に医学部人間健康科学科での開明5名・大阪桐蔭4名という数字は驚異的です。工学部や農学部でも複数合格を出しており、これらの学校が特色入試に対して非常に戦略的な指導を行っていることが伺えます。
公立トップ校「北野・西京」の安定感
理学部で4名を叩き出した北野、そして多くの学部でコンスタントに名前が挙がる西京など、関西の公立トップ校は今年も「探究学習」の強さを見せつけました。
地方からの「一矢」
山形東、藤島、宮崎西、宇和島東、下関西といった地方の伝統校からも合格者が出ています。都市部の塾に通わずとも、学校での深い学びや個人の研究実績が正当に評価される、特色入試の醍醐味と言えるでしょう。
おわりに
特色入試の合格は、単なる「通過点」ではなく、自分の好きな学問を深めるための「最高のチケット」を手に入れたことを意味します。合格された受験生のみなさん、本当におめでとうございます。京都大学で学生生活が実りあり、学問的なご活躍も心より期待しています。