2026年3月7日、岡山大学は医学部医学科・前期日程の合格者を発表しました。今年度は募集人員が昨年度から据え置かれた一方で志願者がやや減少し、競争率は昨年度に比べると緩和されたものの、依然としてハイレベルな選抜となりました。
目次
2026年度(令和8年度)前期日程 入試結果
合格発表資料および確定志願状況に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 95名
- 志願者数: 298名
- 合格者数: 96名(資料に「合格者数96人」と明記)
- 志願倍率: 3.1倍
- 実質倍率: 約2.9倍(二次試験受験予定者277名÷合格者96名で算出)
2. 第一段階選抜(足切り)の実施状況
今年度の岡山大学医学部医学科(前期日程)では、第一段階選抜(足切り)が実施されました。
文部科学省が公表した資料によると、岡山大学において第一段階選抜により21名が不合格(足切り)となっています。岡山大学では志願倍率が募集人員の約3倍を超えた場合に二段階選抜を行う予告があり、今年度は3.1倍に達したため、共通テストの成績による絞り込みが行われました。
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 95名 | 298名 | 96名 | 3.1倍 |
| 2025年度(昨年) | 95名 | 335名 | 95名 | 3.5倍 |
| 2024年度(一昨年) | 104名 | 291名 | 96名 | 2.8倍 |
※2026年度の数値は大学公式発表に基づく。
【分析:志願動向と選抜の厳格さ】
- 志願倍率の推移: 一昨年度(2.8倍)から昨年度(3.5倍)へと上昇していましたが、今年度は3.1倍へとやや落ち着きました。これは昨年度の高倍率を敬遠した受験生が一定数いた「隔年現象」に近い動きと考えられます。
- 安定した合格者数: 募集人員95名に対し、合格発表時点での合格者数は96名となっており、例年通り定員を確実に確保する厳格な選抜が行われています。
岡山大学医学部の選抜の特徴
岡山大学の前期日程は、共通テスト500点、個別試験1100点の計1600点満点で判定されます。
- 2次試験重視の配点: 個別試験の配点が1100点と非常に高く、共通テストの結果を二次試験の学力試験(数学・英語・理科 各300〜400点)で逆転することが十分に可能な配点構造となっています。
- 面接の評価: 2次試験では面接も課されます。点数化はされませんが、医師としての適性が判定され、評価が著しく低い場合には学科試験の成績に関わらず不合格となるため、学力だけでなく高い資質が求められます。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月7日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
まとめ: 2026年度の岡山大学医学部入試は、足切りが実施される3.1倍の倍率となり、二次試験でも非常に高いレベルでの争いとなりました。この難関を突破し、名門・岡山大学医学部への切符を手にされた96名の皆様、本当におめでとうございます。最新の医療設備と長い伝統を誇る岡山大学で、未来の医学を担う医師への道を歩み出されることを心より応援しております。