2026年3月6日、浜松医科大学は医学部医学科・前期日程の合格者を発表しました。今年度は志願者が過去3年間で最多となり、厳しい第一段階選抜を経ての選抜となりました。
目次
2026年度(令和8年度)前期日程 合格発表結果
合格発表資料に記載された医学科の受験番号を精査・カウントした結果、合格者数は以下の通りとなりました。
- 医学科 一般枠:69名(資料に「以上 69 名」と明記)
- 医学科 地域枠:1名(資料に「以上 1 名」と明記)
- 合計合格者数:70名
主な入試データは以下の通りです。
- 募集人員: 71名(一般枠69名、地域枠2名)
- 志願者数: 435名(一般枠422名、地域枠13名)
- 志願倍率: 6.1倍
第一段階選抜(足切り)の実施
今年度の浜松医科大学医学部医学科(前期日程)では、第一段階選抜(足切り)が実施されました。
大学の規定では、志願倍率が募集人員の約4倍を超えた場合に、大学入学共通テストの成績により第一段階選抜を行うことになっています。今年度は志願倍率が6.1倍と基準を大幅に上回ったため、2026年2月10日に予告通り選抜が実施されました。この厳しい関門を突破した受験生のみが、2次試験(個別学力検査・面接)へと駒を進めることができました。
過去3年間の入試結果・倍率比較
過去2年間(2025年度・2024年度)の確定データと比較すると、志願者の増加と競争率の上昇が鮮明です。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 71名 | 435名 | 70名 | 6.1倍 | 約6.2倍* |
| 2025年度(昨年) | 71名 | 362名 | 75名 | 5.1倍 | 3.4倍 |
| 2024年度(一昨年) | 71名 | 321名 | 75名 | 4.5倍 | 3.5倍 |
※2026年度の実質倍率は「志願者数÷合格者数」で暫定算出。
【分析:右肩上がりの志願動向】
- 3年連続の志願者増: 志願者数は一昨年度の321名から362名、そして今年度は435名へと右肩上がりに増加しており、志願倍率も 4.5倍 → 5.1倍 → 6.1倍 と急上昇しています。
- 合格者数の厳選: 過去2年間は募集人員を上回る75名が合格していましたが、今年度の合格発表時点では募集人員(71名)を下回る計70名に留まりました。特に地域枠は募集2名に対し合格者が1名となっており、大学側が求める基準に基づき、安易な定員充足を行わない厳格な選抜姿勢が伺えます。
4. 浜松医科大学医学部の選抜の特徴
合否は共通テスト450点、個別試験(数学・理科・英語)600点、面接150点の計1200点満点で判定されます。
- 面接の重要性: 2次試験において、面接が全体の12.5%の配点を占めています。募集要項には「面接の評価が著しく低い場合は不合格とすることがある」との規定があり、医師としての資質や適性が厳格に問われます。
- 高い学力と適性の両立: 6倍を超える高倍率を突破するには、学科試験での高得点はもちろん、面接においてアドミッション・ポリシーへの適合性をしっかりアピールすることが不可欠な環境となっています。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
まとめ: 2026年度の浜松医科大学医学部入試は、志願者が400名を超え、足切りも実施されるという近年にない激戦の年となりました。この非常に高い壁を乗り越え、見事合格を手にされた70名の皆様、本当におめでとうございます。静岡の地で、優れた臨床医や独創的な研究者を目指す皆様のこれからの歩みを心より応援しております。