2026年3月6日、名古屋市立大学より医学部医学科・前期日程の合格者が発表されました。今年度の入試は、過去2年間と比較して志願者が大幅に減少し、競争率が緩和する結果となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 入試結果
合格発表PDF(ソース)に記載された医学科の受験番号をカウントした結果、今年度の合格者数は以下の通りとなりました。
- 募集人員: 60名
- 志願者数: 148名
- 合格者数: 60名(PDFに「以上 60 名」と明記)
- 志願倍率: 2.5倍
- 実質倍率: 約2.47倍(志願者148名÷合格者60名で算出)
2. 過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 60名 | 148名 | - | 60名 | 2.5倍 | 約2.5倍 |
| 2025年度(昨年) | 60名 | 207名 | 149名 | 61名 | 3.4倍 | 2.4倍 |
| 2024年度(一昨年) | 60名 | 181名 | 138名 | 61名 | 3.0倍 | 2.3倍 |
【分析:志願者減による競争の緩和】
- 志願者の減少傾向: 昨年度(2025年度)は207名の志願者が集まりましたが、今年度は148名へと約28.5%減少しました。志願倍率も昨年の3.4倍から2.5倍へと大きく下がり、ここ数年で最も落ち着いた状況となりました。
- 定員厳守の選抜: 過去2年間は定員を1名上回る61名が合格していましたが、今年度は募集人員通りの60名が選抜されました。
- 第一段階選抜(足切り)について: 名古屋市立大学医学部では、志願倍率が「約3倍」を超えた場合に第一段階選抜を実施する予告がありますが、今年度は2.5倍に留まったため実施されませんでした。
名古屋市立大学医学部の選抜の特徴
名古屋市立大学の前期日程は、共通テスト600点、個別試験1200点の計1800点満点で判定されます。
- 2次試験(個別試験)重視: 配点比率が33.3%:66.7%と、個別試験の比重が極めて高いのが特徴です。個別試験では数学(300点)、英語(300点)、理科(400点)に加えて、面接(200点)が課されます。
- 面接試験の形式: 面接はグループ討論と個人面接を組み合わせた形式で行われます。
- 適性評価の厳格さ: 募集要項には「アドミッション・ポリシーへの適合性が著しく低いと判定された場合は、学科試験の成績に関わらず不合格となることがある」との規定があります。今回の合格者60名は、ハイレベルな学力に加え、この多角的な適性評価をクリアした精鋭たちです。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
倍率2.5倍という、近年にない好機を活かして合格を手にされた60名の皆様、本当におめでとうございます。名古屋の地域医療を支え、先進的な医学研究を志す将来の医師としての歩みを、心より応援しております。