大阪の進学校の中でも、独自の「朝テスト」や徹底した学習管理で知られる金蘭千里高等学校(吹田市)。2026年度入試においても、その「医学部への強さ」が際立つ結果となりました。
卒業生わずか153名という規模ながら、医学部医学科に延べ24名が合格。この数字が何を意味するのか、詳細な内訳とともに解説します。
2026年度 医学部医学科 合格実績(速報)
今年の金蘭千里は、現役合格率を維持しつつ、既卒生も含めた「医学部への執念」が見える結果となりました。
国公立大学 医学部医学科(計 5名)
最難関の一角である大阪公立大や、滋賀医科大への現役合格は、同校のカリキュラムが最上位層を確実に引き上げている証拠です。
| 大学名 | 合格者数 | (現役) |
| 大阪公立大学 | 1名 | (1) |
| 滋賀医科大学 | 1名 | (1) |
| 島根大学 | 2名 | (-) |
| 岐阜大学 | 1名 | (-) |
| 国公立・小計 | 5名 | (2) |
私立大学 医学部医学科(計 19名)
特筆すべきは、近畿圏の有力私大への合格数です。特に兵庫医科大学の6名合格は、学校・生徒と大学の相性の良さも伺えます。
| 大学名 | 合格者数 | (現役) |
| 兵庫医科大学 | 6名 | (3) |
| 近畿大学 | 2名 | (-) |
| 関西医科大学 | 1名 | (1) |
| 大阪医科薬科大学 | 1名 | (-) |
| 愛知医科大学 | 1名 | (-) |
| 金沢医科大学 | 1名 | (-) |
| 東海大学 | 1名 | (-) |
| 日本大学 | 1名 | (-) |
| 帝京大学 | 1名 | (-) |
| 東京女子医科大学 | 1名 | (-) |
| 岩手医科大学 | 1名 | (-) |
| 東北医科薬科大学 | 1名 | (-) |
| 福岡大学 | 1名 | (-) |
| 私立・小計 | 19名 | (4) |
2026実績をどう見る?
今回の結果から、以下の3つのポイントが浮かび上がります。
- 「医学部現役合格」の再現性:卒業生の約4%が医学部医学科に現役で合格しています。これは、1クラス40名弱の規模で考えれば、「各クラスのトップ層は確実に医学部を射程圏内に入れている」という計算になります。
- 兵庫医科大・近畿大への強み:近畿圏の私立医学部への合格実績が安定しています。特に兵庫医科大への合格ボリュームは、併願戦略を立てる上での大きな指針となるでしょう。
- 既卒生の粘り強さ:合計24名の合格者のうち、既卒生が18名を占めています。これは、金蘭千里で培った基礎力をもとに、予備校等でさらに専門性を磨いて合格を勝ち取る「粘りの医学部受験」を体現しています。
まとめ
金蘭千里高等学校は、大規模校のような派手な数字ではありませんが、「生徒一人ひとりの医学部への本気度」が非常に高い学校であることが改めて感じられます。
医学部受験は、戦略一つで結果が大きく変わります。この実績を参考に、自分に最適な志望校選定を行いましょう。
※数値は速報値のため、今後変動する可能性があります。