奈良県の進学校、帝塚山高等学校の2026年度入試結果が速報により明らかになりました。特筆すべきは、国公立医学部への圧倒的な現役合格比率です。
目次
医学部医学科 合格実績一覧(国公立)
現在判明している国公立大学医学部医学科の合格内訳です。合格者16名に対し、現役合格が11名と、非常に高いパフォーマンスを示しています。
| 大学名 | 合格者数 | (うち現役) | 特記事項 |
| 大阪大学 | 1 | (1) | 最難関・旧帝国大学 |
| 神戸大学 | 2 | (1) | 関西圏・最難関国立 |
| 大阪公立大学 | 1 | (1) | 近畿圏の人気難関校 |
| 京都府立医科大学 | 1 | (0) | 近畿圏最古参の難関医大 |
| 奈良県立医科大学 | 3 | (2) | 地元・奈良の精鋭 |
| 和歌山県立医科大学 | 1 | (0) | 近畿圏国公立 |
| 岡山大学 | 1 | (1) | 中国地方の雄・旧六医大 |
| 島根大学 | 3 | (3) | 現役合格率100% |
| 香川大学 | 2 | (1) | 四国圏国立 |
| 鳥取大学 | 1 | (1) | 中国地方国立 |
| 合計 | 16 | (11) | 現役比率 68.8% |
実績から読み解く「帝塚山」の合格戦略
今年のデータには、例年以上に明確な傾向が見て取れます。
旧帝大・最難関レベルへの確かな到達力
大阪大学(現役1)や神戸大学(現役1)といった、近畿圏トップ層が目指す最難関国公立へ着実に現役合格を送り出しています。これは、学校全体でハイレベルな二次試験対策が機能している証拠と言えます。
地元・近畿圏への強力な基盤
奈良県立医科大学(3名)を中心に、大阪、京都、和歌山の医科大を網羅。自宅通学圏内の国公立医学部を目指す層にとって、極めて安定した実績を残しています。
地方国立医学部における「現役突破力」
特に目を引くのが、島根大学の3名全員が現役合格という点です。地方国立医学部における共通テストの逃げ切り、および確実な出願戦略が功を奏していることが推測されます。
考察:なぜ帝塚山は「現役」に強いのか
卒業生数308名という規模に対し、国公立医学部合格16名(うち現役11名)という数字は、医学部特化クラスや精鋭層の指導が極めて濃密であることを示唆しています。
- 徹底した共通テスト対策:地方国立現役合格の鍵となる共テ得点率の底上げ。
- 併願戦略の精度:現役合格を第一に考えた、無理のない、しかし妥協のない出願指導。
- 医学部受験コミュニティ:志を同じくする精鋭たちが切磋琢磨する環境。
結びに
2026年度の帝塚山高等学校は、「質の高い現役合格」を体現する素晴らしい結果を出しました。今後、後期試験の結果や私立医学部の実績が追加されることで、この数字はさらに積み上がることが予想されます。医学部合格を目指す受験生にとって、帝塚山高校の「現役突破のノウハウ」は、今後ますます注目を集めることになるでしょう。