医学部専門個別予備校

【2026年度】帝京大学医学部・高校別合格者数ランキング分析ー首都圏の進学校がズラリ

2026年度の帝京大学医学部入試。その合格実績が明らかになりました。帝京大学医学部といえば、「入試日が3日間あり、得意科目を組み合わせて勝負できる」というユニークな入試制度で知られています。そのため、国立医学部志望者の併願から、特定科目に強い受験生まで、幅広い層が集まるのが特徴です。今回のデータをひもとくと、上位には首都圏の超進学校や医学部進学に定評のある伝統校が名を連ねています。

合格者数ランキング・トップ10

まずは、特に合格者が多かった上位校を確認してみましょう。

順位合格者数学校名所在地
1位9人栄東埼玉県
1位9人豊島岡女子学園東京都
3位8人広尾学園東京都
4位7人海城東京都
5位6人東邦大付東邦千葉県
6位5人大妻東京都
7位4人江戸川学園取手茨城県
7位4人吉祥女子、暁星、城北、女子学院、巣鴨、高輪、桐朋東京都

データから見える3つの大きな特徴

① 埼玉・東京の「医学部御三家」予備軍の圧倒的強さ

1位の栄東(埼玉)と豊島岡女子学園(東京)は、近年の医学部合格実績で全国トップクラスを走る常連校です。特に栄東は受験者数も多く、併願戦略として帝京大学を確実に押さえている様子が見て取れます。豊島岡女子学園の9名という数字も、女子医大離れが言われる昨今、共学の私立医学部へのシフトを感じさせます。

② 「女子進学校」の躍進が目立つ

大妻(5人)、吉祥女子(4人)、女子学院(4人)、白百合学園(3人)、雙葉(3人)、フェリス女学院(2人)など、上位から中堅まで女子校の多さが目立ちます。

帝京大学は「数学なし」での受験が可能な枠があるため、伝統的に女子校の文系・理系ハイブリッド層や、数学を苦手としつつも英語・理科で圧倒的な力を持つ女子受験生にとって魅力的な選択肢となっている可能性があります。

③ 国立志望層の「滑り止め」としての確固たる地位

3位の広尾学園や4位の海城、さらには2人枠に登場する開成、日比谷、戸山、慶應義塾、聖光学院といった超名門校。これらの学校から合格者が出ている事実は、帝京大学が「単なる私立医学部」ではなく、最難関レベルの受験生が確実に合格を勝ち取りにいく「戦略的併願校」として機能していることを示しています。

地域別の傾向:関東一極集中か?

合格者が2名以上の高校を地域別に整理すると、以下のようになります。

地域主な該当校
東京都豊島岡、広尾、海城、大妻、女子学院、巣鴨、城北、開成、日比谷など多数
埼玉県栄東、浦和明の星、開智、西武学園文理
千葉県東邦大付東邦、市川、渋幕、千葉東
神奈川県聖光学院、桐光学園、慶應義塾、桐蔭中教、フェリス
北関東土浦第一、江戸川取手、高崎、前橋、前橋女子
中部・西日本沼津東、静岡、駿台甲府、暁、岡山白陵、南山、熊本

キャンパス(板橋区)へのアクセスが良い1都3県の私立校が中心ですが、岡山白陵(岡山)熊本(熊本)といった遠方の医学部進学校からの合格者も2名以上出ており、全国区の医学部としての求心力も維持しています。

まとめ:帝京大学医学部を目指す受験生へ

データから言えることは、帝京大学医学部の合格を勝ち取るには、「偏差値上位校の生徒たちとの競り合いに勝つ必要がある」ということです。合格者の顔ぶれは非常にハイレベルです。しかし、2名合格の枠には豊多摩(都立)のような一般公立校も含まれており、帝京大学独自の入試科目の組み合わせ次第では、逆転合格のチャンスが十分にあることも示唆しています。2027年度入試を目指す皆さんは、これら上位校の動向を意識しつつ、まずは自分の「武器になる科目」を徹底的に磨き上げることが合格への近道となります。

TOP