2026年3月7日、鳥取大学医学部医学科の2026年度(令和8年度)一般選抜(前期日程)の合格発表が行われました。合格発表資料および確定した志願状況に基づき、今年度の合格者数や過去2年間(2025年度・2024年度)との倍率比較をまとめた記事を作成しました。
今年度の入試は、志願者数が過去3年間で最多となり、非常に高い競争率の中での選抜となりました。
2026年度(令和8年度)前期日程 合格発表結果
合格発表資料および確定志願状況に基づくデータは以下の通りです。
- 募集人員: 78名(一般枠53名、地域枠等計25名)
- 志願者数: 436名
- 合格者数:計78名(PDFより全枠をカウント)
- 一般枠:53名
- 鳥取県枠:11名
- 兵庫県枠:2名
- 島根県枠:5名
- とっとり医療人養成枠:7名
- 志願倍率: 5.6倍
過去3年間の入試結果・倍率比較
確定した2026年度のデータを、過去2年間(2025年度・2024年度)の結果と比較しました。志願者数は2024年度の落ち込みから一転し、右肩上がりの増加が続いています。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度(今年) | 78名 | 436名 | 78名 | 5.6倍 |
| 2025年度(昨年) | 78名 | 383名 | 81名 | 4.9倍 |
| 2024年度(一昨年) | 79名 | 194名 | 79名 | 2.5倍 |
※2026年度の数値は公式発表に基づく。
【分析:志願者増の背景と「第一段階選抜」】
- 3年連続の志願者増加: 一昨年度(2024年度)は志願倍率2.5倍と非常に落ち着いた入試でしたが、2025年度に志願者が倍増(194名→383名)し、今年度はさらにそれを上回る436名が志願しました。志願倍率5.6倍は、近年の鳥取大学医学部において極めて高い水準です。
- 第一段階選抜(足切り)の実施: 鳥取大学医学部では、共通テストの得点が「920点満点中613点以上」であることを第一段階選抜の合格条件として予告しています。文部科学省の集計によると、今年度はこの基準等に基づき29名が第一段階選抜で不合格(足切り)となっており、厳格な選抜が行われました。
- 募集人員通りの選抜: 昨年度は募集人員を3名上回る合格者を出していましたが、今年度は一般枠・地域枠のすべてにおいて募集人員ぴったりの計78名を合格させており、妥協のない選抜姿勢が伺えます。
鳥取大学医学部の選抜の特徴
鳥取大学の前期日程は、共通テスト920点、個別試験700点(数学200、英語200、理科200、面接100)の計1620点満点で判定されます。
- 面接の重要性: 2次試験において面接の評価は点数化されるだけでなく、評価が著しく低い場合には学科試験の成績に関わらず不合格となる可能性があります。
- 求められる資質: 合格した78名は、5.6倍という高倍率の学科試験を突破する学力に加え、将来医師として地域医療や最先端医療に貢献する意欲と適性を認められた精鋭たちです。
今後の日程
- 合格発表日: 2026年3月6日
- 入学手続締切: 2026年3月15日
近年稀に見る激戦となった入試を勝ち抜き、見事合格を手にされた78名の皆様、本当におめでとうございます。「地域医療から最先端医療までを拓く」医師を目指して、山陰の地で素晴らしい学生生活を送られることを心より応援しております。